寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

6月30日の車イス体験

先生がモデルになっての操作説明

昨日、田井小学校6年生を対象に車イス体験学習を田井・石津校区福祉委員会、ボランティアグループ「うらしまさん」、PTAの協力の下、実施しました。
体育館で先生から今日の体験の目的の話をした後、先生をモデルにして車イスの操作層説明をしました。操作説明後、自然と先生に対して子ども達から拍手が沸きました。

実際の体験は、学校の近くにある公園を使っての体験を行いました。4人一組で介助体験と車イスに乗っての自走体験などを行いました。それにサポート役として福祉委員、PTAの方が付き添い、ボランティアはポイントに立ってアドバイスを行っていました。

体験終了後、福祉委員、ボランティア、PTAの方々とふりかえりをしました。校長から、お礼を兼ねたお話で、「福祉体験学習を4年(手話)5年(アイマスク)6年(車イス)を実施している中で、中学校にいった田井小の子ども達の中で、発表会などの場面で手話歌をしたいと主体的に練習し発表したのと話がある。小学校での体験が生かされていると思います。」との話がありました。

ふりかえりでは、福祉委員から、子ども達の様子の報告がありました。その中で課題と工夫した点の報告がありました。
課題としては、「公園という限られたスペースで、車イスを猛スピードで押したりして、めざすべき体験ができていないのでは?」
工夫していた点、「4人一組で、2人が介助体験などを終えた時点で、4人で体験した感想を立ち止まって話し合ってもらい、残る2人の体験につなげていった。ゆっくりとしっかりと車イスを押していた。」との報告がありました。
そして、校区福祉委員長からは、「車イスの体験の手伝いをして何年もなるがもう少し、子ども達に伝えたいことをはっきりしていくためにも私達も車イス体験をすべきと思う。」と感想を話していただけました。
PTAからは、「子ども達のがんばる様子を見れて親としてもうれしい。」「親も学ぶことができた。」との話があり、いろいろと今回の体験を通じて気づきへと広がった話がたくさんありました。
(職員T)