寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

福祉学習7日目

今日は、聖母女学院中学校で福祉学習の7日目がありました。
車イスバスケットボール体験交流を行いました。
講師としてお願いしました選手は4人、みなさん女子車イスバスケットボールチーム「カクテル」のみなさんです。
カクテルは昨年に開催されました女子車イスバスケットボール選手権で日本一になったチームです。http://www.cocktail-fan.com/
今回の4名の中で先日開催された国際親善カップ大阪大会で日本代表に選ばれた3名の選手もいました。

内容
自己紹介:車イスバスケとの出会い

ルール説明:14点制(障害の状態を点数化し5人の合計が14点以内にする。総合力、幅広い関わりができる。)
4人によるシュート練習:2対2、車イスバスケのスピード感、競技スポーツを感じをしる。

競技用車イスと標準的な車イスの違いについて

9チームに分かれて、競技用車イスにのって、走行体験(自力走行=>ターン=>バック走行
10チームに分かれて、試合形式での車イスバスケ体験

選手によるQ&A、質問タイム

終了(終了後も生徒との交流がありました。)

生徒のみなさんによる「ふりかえりシート作成」

カクテルの選手のみなさんは、わかりやすく体験を通じていろんなことを伝えていただきました。シュート練習、2対2では、生徒から歓声や拍手が自然と沸いていました。
体験走行では、先生も一緒に体験していました。
また、試合では、見学にきていただいた保護者の方も一緒に参加していただき、偶然親子対決もあり、盛り上がりました。
体験では、笑い、真剣なまなざし、目からウロコが落ちた・・・・などなどいろんな発見があったと思います。

ふりかえりシート
○私が学んだこと
障害をもっていてもスポーツを楽しめることができる。
障害に関係なくスポーツに取り組めること
車イスバスケが楽しい
足が悪くなっても人生は終わりではない
言葉にできない・絆・楽しさ・喜び
○私が気づいたこと
パスがつながる楽しさ
車イスでもいろいろな事ができる
スポーツはみんなが参加できるから楽しい
車イスバスケは立派なスポーツ
競技用と普通の車イスの違い
○私にとって必要とわかったこと
腕力・筋力
障害を持っている人をもっと理解する。
5人で協力すること
車イスバスケをもっと知ること
車イスバスケなどのスポーツへの理解
○私がこれから実行しようと決めたこと
他の車イススポーツを知ること
町をみる。
みんなに車イスバスケを伝える。
まわりを見ようと思う
カクテルのホームページを見る
いろんなことをしっかりやる
どんなことでも、経験する
カクテルの試合を見る

などなどたくさんの言葉が書かれていました。

今回の車イスバスケットボールチーム「カクテル」による体験学習ができるきっかけは、昨年の6月に社協の自主的な勉強会で「カクテル」さんとの出会いから始まり、カクテルを支援しているNPO法人office香音さんとのつながりがあったから今日の体験につながったと思います。
http://www10.ocn.ne.jp/~go.kanon/
カクテルのみなさま、香音さんありがとうございました。
そして、今回の企画を受け入れていただきました聖母女学院中学校の先生のみなさまにも感謝です。
次回、3月2日が最後の福祉学習です。今までのふりかえりを含めてワークを通じて生徒のみなさんに「ふくし」「共に生きる」ことを伝え、感じていただければと思います。