寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

聖母女学院中学校3年生福祉学習3

今日は、聖母女学院中学校3年生を対象とした福祉学習3回目。
今日は、前回の車イスの操作からの流れを受けて、車イスを利用しながら生活をしている方からの講話でした。
電動車イスを利用されている方からのお話でした。

今まで育ってきた中での話し、車イス生活の中で感じたことなどを話していただきました。
お話をしていただいた方は、笑顔が絶えない雰囲気でお話をしていただきました。
質問も沢山あり、食事の事、排泄の事、楽しみ、工夫していることなどがありました。

工夫していることでは、車イスからは、物を落としたりした時、地面の物を拾い上げることが難しい。その時に棒と紐を使って物を拾い上げる工夫を実演していただきました。

また、楽しいこと、嬉しいことについてでは、「このように生徒のみなさんと会えたこと。ふれあうことが出来たこと」と回答していました。

生徒のみなさんは、ふりかえりシートで感じたこと、学んだこと、必要と感じたことなどを書き込み、グループ発表し、全体でわかちあいもしました。保護者の方も参加していただきました。

次回は、車イス操作と当事者の方からの話しを受け、学校周辺の「いい所。改善が必要な所。自分たちでできる事」などを実際に外にでてフィールドワークを行う予定です。

学習が終わって、後片付けの時に、昨年この学習を受けた、高校1年生の生徒から声をかけていただき「今年も車イスバスケの選手が来るの?女子バスケチーム、カクテルのホームページたまに見ています」と話してくれました。福祉学習がきっかけにつながっていることが嬉しく思えました。


(職員T)