寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

子育てサロンを違う視点でみると

今日、午後6時から市役所職員会館で公立保育所で取り組んでいる地域子育て支援活動等の地域交流会に参加してきました。今回初めて案内がこども室から社協にありました。

参加すると予想はしていましたが私、職員T以外すべて女性の保育所職員のみなさん・・・50名ぐらいはいたかな?公立保育所以外にこどもセンター、子育て支援センター(めぐみ保育園)の職員の方々も参加していました。
今回の内容は、1つ目は、市の事業の家庭支援推進保育所事業を実施している2つの保育所から地域(福祉委員会)とのつながりから保育所を出て、子育て家庭への支援の状況の報告がありました。
保育所入所児童だけでなく、引きこもりがちな家庭、支援が行き届きにくい在宅の子育て家庭(ひとり親、外国籍の家庭、親が障がい者の家庭、若年夫婦など)へ支援を行っている取組。その支援の過程では、福祉委員会が取り組んでいる「子育てサロン」にかかわりながらアプローチをしている報告もありました。子育てサロンを通じて、福祉委員、民生児童委員と顔見知りになる中で、育児相談をつなげてもらったり、相互の活動の紹介をしてもらうことで参加者が増えたり、周知がひろがった報告がありました。また、保健師とも連携しながら対応している取組などの報告もありました。

2つ目は、保育所で入所児童以外の子育て家庭を対象とした赤ちゃん教室の取り組みの中での地域との連携の報告がありました。福祉委員会を通じて自治掲示板で赤ちゃん教室のPRができたことや、CSW+まちかど福祉相談所=第五ふくしハウスの掲示板でのPRなど地域とのつながりで広報展開が広がった報告がありました。また、赤ちゃん教室を午前中だけでなく、午後にも開催することで参加者が増え、サークル活動に広がった報告がありました。また、社協ボランティアセンター通信を情報源として、北校区福祉委員会のベビー(0歳児対象)サロンで取り組んでいる「抱っこ隊」のメンバーへのアプローチを通じて、地元保育所の赤ちゃん教室にかかわってくれるボランティア、民生児童委員を紹介してもらい、活動とつながった報告がありました。

3つ目は、乳児がいるすべての家庭を訪問できる体制を市こども室、健康増進課との連携で構築した取組の紹介がありました。「こんにちは赤ちゃん訪問」事業は、民生児童委員・主任児童委員の中から子育てサロンにかかわっている人など、民生児童委員協議会あら推薦され市長が委嘱した60名で対応している取組です。

各報告の後、司会者の方から、一言感想を求められ・・・・・保育所と地域がつながり、いろいろと成果がでてきていること、忙しい中地域に出て活動していただいてる点について、率直にうれしい。といったことを伝えさせていただきました。
また、こどもセンターの職員からは、サロンに見学などをしている中で感じたことのお話がありました。大先輩でもある福祉委員・民生児童委員の方と親が交流することで、生の情報、生きた情報の大切さ、屋根の下の部屋で守られているという心地よい居場所があるという安心感が親にとってうれしいことではないか。というコメントがありました。
また、子育て支援センターの職員からは、子育て支援とは、子ども、親だけでなく、高齢者と世代間交流することで、子育て中の親も高齢者も元気になる。子育て支援は幅の広い取り組み。見方を変えるといろんなことがつながっていく。という話がありました。

参加して、最初は男性一人・・・・・しかもウォーミングアップで、指遊びのワークがあり、「どうしたらいいのか・・・」と戸惑ってこの場にいていいのかと不安もあったけど、保育所が地域とつながり、福祉委員会とつながっている状況を保育所サイドの保育士の方々がどう評価しているのかという報告がきけたことはとても参考になりました。

会議が終わって、以前からお世話になっているこども室の職員の方から「参加してくれてありがとう、こういう機会はまたあるので、その時は福祉委員のスタッフの方にも参加してくれたらいいですね。」と言葉をかけていただきました。

子育てサロンはここ数年で急速に実施する校区が増えてきています。その取り組みの成果が見えた会議でした。
http://www.neyagawa-shakyo.or.jp/002-kouku/koku-kosodate.htm

(職員T)