寝屋川社協職員の日記

寝屋川市社会福祉協議会の活動の中で「心に残った出来事」「地域の活動」を書いています。

認知症地域資源ネットワーク構築セミナーに出席

今日、大阪府立労働センターで大阪府主催 「認知症地域資源ネットワーク構築セミナー」に出席してきました。
市高齢介護室の包括担当、地域支援担当と私の3名が出席。西北包括が出席したのは、市内6包括のセンター長が役割分担する中で、包括ケア会議担当として出席してきました。

19年度、20年度に大阪府のモデル事業「認知症地域支援体制構築等推進事業」の成果と課題について、モデル事業に取り組んだ3市から報告があり、その後、大阪府立大の黒田教授が加わりパネルディスカッションがありました。
このモデル事業は市行政+保健所とも連携をとりながら事業推進していました。
3市とも、それぞれに特徴があり、大変参考になりました。

藤井寺市藤井寺保健所
ここは、市域1箇所の包括を社協が受託し、その包括と保健所が連携した取組で、社協らしい、地域支援&ボランティア(支援者)養成をうまくリンクさせながら展開した事例が紹介されていました。
印象に残ったキーワード
認知症サポーター養成講座(寸劇版の認知症サポーター養成講座)
・支援者として団塊・シニア世代への働きかけ(親父パーティー)
認知症アウトドアイベント
認知症徘徊対応模擬訓練
介護保険事業者、医師会、歯科医師会、薬剤師会、病院、市、保健所とのネットワーク会議

河内長野市&富田林保健所
医療、保健、介護、福祉の関係者が集まり、地域資源のネットワーク化、地域包括ケア体制の構築などを協議しながら、医療連携、医療と介護の連携、地域での連携について検討を重ね、実践する仕組みをについて報告がありました。
印象に残ったキーワード
・医師会への働きかけと実践
認知症サポート医の活用
認知症かかりつけ医の提唱と実践
・高齢者徘徊SOSネットワークの構築

●くすのき広域連合(守口、門真、四条畷)&守口保健所(モデル事業では、守口、門真での実践)
・ここでは、従来からあったネットワークを基盤に、介護保険事業者、地域包括支援センターへのアプローチを通じて、住民への啓発活動を実践していった取組の報告
印象に残ったキーワード
・既存のネットワークを活かす。リニューアル
・グループワーク、ワークショップの手法
・事前アンケートをもとにした研修プログラム
・コミュニケーション力
・回想法を用いた研修とグループホームでの実践とその効果
・啓発活動
認知症予防としての回想法
地域包括支援センターの介護予防講座、認知症予防講座の活用

などなど、参考になるヒントがたくさんありました。
共通していたのは、こだわること。関係者と繰り返し協議することの大切さ。そこからつながり、ひろがりができ、想定外の効果を生み出す力がある。
時間をかけ(かけすぎない)実践することの意義。

そして、保健所、市行政、事業所(地域包括支援センター)、社協などの各種団体との役割分担がこれらの取組で見えてきました。
医療へのアプローチ、市域を超えたネットワーク=保健所、市行政の役割
啓発、圏域内ネットワーク=地域包括支援センターなど
といった感じで整理できるのかな?と感じました。

(包括T)