11月18日午後2時30分から、特別養護老人ホーム・香里寿苑のコミュニティホールをお借りして、社協CSWと西北地域包括支援センター共催で西北圏域の3校区福祉委員会の福祉委員とケアマネジャーとの交流会を開催しました。
当日は、北校区、木屋校区、田井石津校区の福祉委員22名、ケアマネジャー19名、合計41名の参加がありました。運営は、CSW1名と包括2名(社会福祉士、主任ケアマネジャー)
司会進行は、CSWが行いました。
今回の交流会が実現した背景に地域包括支援センターとして「西北地域における高齢者サポートシステム」を作りたいという目的があり「7月のケアマネ対象のネットワーク会議で福祉委員、民生委員などと顔が見える関係を作りたいという声が上がった。」ことから、福祉委員との交流会をCSWを通じて調整し実現しました。
初めに、会場を提供していただきました、香里寿苑の施設長から挨拶をしていただき、交流会の目的説明をしました。目的は「交流」「出会い」
初めにウォーミングアップとして「出会いのジャンケン」をしました。ルールとして、できるだけ、福祉委員とケアマネがジャンケンする。お互い挨拶をしてからジャンケンをする。5回勝つまで、その都度、相手を変えて福祉委員、ケアマネでジャンケンをする。ルール説明しているときは、みなさん固い表情でいしたが、ジャンケンが始めるとみなさん、笑顔で、表情もほぐれてジャンケンをしていました。
5回勝った人から福祉委員、ケアマネに分かれて並んでもらいました。最後まで5回勝たなかった人同士2人が残りました。2人ともケアマネ。みなさんの注目を受け、ジャンケンをしました。みなさんにこやかに注目!。
その後、お互い列になって、ナンバーコールをしてもらい福祉委員2名、ケアマネ2名のグループを10グループ作って交流会をスタートしました。
交流会は、フリップ式ディスカッションで行いました。
自己紹介ワークは、名前のほかに西北地域の街を一言で書いてもらい、グループで発表していただきました。
出てきた言葉
・心のこもった、あたたかい町(福祉委員)
・静かな町(ケアマネ)
・買い物に便利な街(福祉委員)
・活気のある町(ケアマネ)
などなど
次に、情報提供として、CSWから西北圏域の3校区福祉委員会が行っている小地域ネットワーク活動の情報を説明しました。その後、西北包括の社会福祉士から西北圏域内の入居施設の情報を説明していただき、その話をもとに、交流をしていただきました。
休憩をはさんで
ワーク2として、福祉委員活動、ケアマネとして「うれしかった出来事」を書いてもらい、発表してもらいました。
・サロン、イベントに対して参加者から喜びの声を聞いた時(福祉委員)
・笑顔を見られた時、少しずつ元気になっていく様子を見れた時(ケアマネ)
・ふれあい訪問に行って笑顔で待っていてれたとき(福祉委員)
・地域内で歩いていると声をかけてもらえる方が増えたこと(ケアマネ)
などなど
ワーク3として、福祉委員活動、ケアマネとして「悲しかったこと、つらかったこと」を書いて発表、交流してもらいました。
・長年かかわった方が亡くなられたとき(ケアマネ)
・時間の制約をしいられる時(福祉委員)
・雨の日の訪問(ケアマネ)
・自分の年、つかれが取れなくなってきた(福祉委員)
などなど、交流の中で本音の部分もたくさん出てきました
最後のワークとして、西北地域をどんな街にしたいですが
・ケアマネ、地域の方との関係性の中で高齢者を支えられる町(ケアマネ)
・安心して暮らせるあったかい町(福祉委員)
・声のかけあえる町、顔の見える町(ケアマネ)
・清潔な街、和の町(おとしよりを大切に子どもたちが元気な姿でいれる)(福祉委員)
・支えあいを大切にした町、孤立させない(ケアマネ)
・ケアマネ、福祉委員がいなくても近隣で見守りができる町(福祉委員)
たくさんの一言をグループの中で発表し、交流していただきました。
最後に、主任ケアマネから「西北地域で地域の方々とケアマネがつながり、高齢者をサポートできる関係を作っていき、今後もこの交流を重ねていきたい」と想いを出してもらいました。
交流会の感想の発表をしてもらいました。
ケアマネからは、何か地域で役に立てることがあれば言ってください。という言葉がありました。また福祉委員からは「それぞれ、立場が違っても、地域を想う気持ちが一緒だったことがうれしかった」という感想を言っていただきました。
最後にふりかえりシートとして、今回の交流会で感じたことなどを書いていただきました。
今回書いていただいた、フリップ、ふりかえりシートを回収させていただき、今後の取り組みの参考にし、次回につなげていく予定です。
ふりかえりシートには「高齢者のサポートシステム」につながるヒントも多数ありました。
参加していただきました。校区福祉委員のみなさま、ケアマネジャーのみなさま、そして、会場を提供していただきました香里寿苑のみなさま、ありがとうございました。