寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

2年に1回の実務者・新任福祉委員研修開催報告

2010年7月6日に市立保健福祉センターをメイン会場として、校区福祉委員会実務担当者・新任福祉委員研修会を開催しました。
参加者は、会計、書記の実務者や新たに福祉委員になった方や新たに福祉委員会の役員になった方など総勢53名の参加がありました。
この研修会は、福祉委員会の改選期に行われる研修です。福祉委員の任期は2年ですので、2年ごとに開催しています。
この研修会は大きく2部にわかれて行われまいた。1部は、基礎研修?として参加者全員を対象として開催し、その後、2部として実務研修コースと基礎研修?コースにわかれて頂きました。
実務研修コースは、会計と書記向けの研修で、会計グループと書記グループわかれて頂き、実務的な研修を行いました。

研修の内容を一部紹介します。

基礎研修?は、社協校区福祉委員会活動の目指すもの・・・・・特異なことを引き出し、みんなが主役の活動をと題して、COM計画研修所 副代表の広沢真佐子氏のお話でした。
大阪府内のふ府営住宅に高齢者の孤立防止、気軽に集える場を団地自治会と地域が連携して運営する地域の拠点となる「ふれあいリビング」の取り組みにかかわった方で、その取り組みを紹介していただきながら、その過程で発揮された地域の主体的な活動、参加された方々が得意とすることをその拠点で実践している様子の紹介やそれが出来る背景などを話されていました。その取り組みはまさに、福祉委員会活動でもあるという話と理解させて頂きました。

基礎研修?は、ライフデザイン研究所FLAP 代表の岩木啓子氏のお話、テーマは「住民主体を具体的に実践する方法」
岩木氏は、寝屋川社協との関係は深く、地域福祉活動計画策定にもかかわっていただいたり、職員研修としてファシリテーション研修の講師として私達職員のスキルアップに協力していただいています。

今回は、住民による地域づくりの必要性や住民が主体者として活動できる組織づくりのポイントや他団体をも巻き込んだ協働した取組みが出来る運営のコツなどをスライドを使いながら、丁寧に説明して頂きました。特に、組織運営としては、ベースボール型(ピラミッド型)とフットボール型(ネットワーク型)の違いについては、私自身「なるほど」と感じる説明で参加者みなさんの福祉委員会がどっちのタイプかイメージしやすいお話でした。

新し人材、特に40代から50代の方々の参加、参画していただく工夫について質問がありました。
それについては、「単に参加の呼びかけではなく、その方々関心のあるテーマ(活動)、得意とする活動を示しながら予呼び掛けていく」「福祉委員会が行っている活動と類似している活動をしている団体と交流することで、新たな協力者、理解者とつながることができるのでは?」といった具体的なアドバイスがありました。

実務者コースでは、福祉委員会で会計や書記といったポストについている方を対象としているので、言葉の通り実務的な話を職員が行いました。会計コースでは、以前私が作成したQ&Aのバージョンアップ版を用いて説明をしていました。

(職員T)