寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

西北まちかど福祉相談員交流会開催

2011年2月28日、午後7時30分から西北まちかど福祉相談員交流会を西北コミュニティセンターで開催しました。今年度2回目の開催
当日は29名の相談員が参加していただきました。

22年度の4月〜1月までの相談概要の説明と今年度相談所に寄せられた相談事例から「まちかど」の役割を確認するための相談事例を3事例説明して参加者のみなさんと意見交換を行いました。

意見交換の3つの相談事例に絞り込んだのは、
CSWが一定候補として取り上げた事例を、西北まちかど福祉相談所運営委員会で、絞り込んだ事例です。

3つの事例にはそれぞれ特徴があり、相談員みなさんで考えて頂きたいポイントも3つとも違いました。
また、交流会では、その事例に関わった相談員から報告して問題定義をしていただく形で行うこととなりました。

CSWとして、資料をまとめ、交流会当日までに該当する相談員に依頼をさせていただき、事前に資料をお渡しさせていただきました。

事例1・相談内容から、相談者その人だけでなく、地域には同じ悩みをもった人がいるのではないかという視点になって、相談員みなさんが、相談場面での対応のヒントを探ったり、地域の課題として、相談所だけで終わらせないための事例でした。さまざな意見がでましたが、ひとつの方向性は、「まちかど」は、社協校区福祉委員会が深く関わっている取組みなので、校区福祉委員会の場で今回の課題を検討材料として話し合う。併せて、CSW社協事務局へ課題定義を行うこととなりました。

事例2・「まちかど」相談員は、話を聴く姿勢を養成研修の段階からお願いしています。その「傾聴」の大切さを再認識した事例報告でした。参加者からは、誠意をもって関わる。時間がかかってもしっかり傾聴する必要性。途中で話を遮らないことの大切さなど、意見が出されました。

事例3・「まちかど」相談員は活動エリアにする地域住民でもあり、その地域で様々な団体、個人とつながりがあります。その同じ地域で住む者同士として、相談に来た人に対して、「地域で何かできないか」「私達でなにかできないか」という視点で対応した事例でした。これについては、相談員自身のつながり、地域資源(ローカル情報)の活用などCSWだけでは探しきれない情報を活用し、相談員自らが動くことで解決に向かう可能性もあるという話になりました。

今回、初めての試みとして相談員自身から報告していただき、話し合ってもらいたいポイントを提示していただきました。報告していただいた相談員さん自身も快く引き受けていただいて感謝しています。

交流会終了後、運営委員会の委員長さんや参加者の相談員さんから、いい交流会だったよ、ポイントも整理され、参加者みんなが、色々考え、意見を聴くこともできたのでは?という感想をいただきました。

一つの形になるかな?

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