寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

第21クールメンバーからのメール3

南三陸町災害ボランティアセンターに派遣されています職員Yよりメールが届きましたので、一部加工して掲載します。

「今日(16日)は、地域支援班として、明日(17日)から始まる思い出写真展示会に向けて会場周辺の民家に、開催の案内兼ね、ご迷惑へのご理解ご協力をお願いチラシの配付と、東地域(歌津)の避難所まわりに行きました。
 チラシ配付では、避難所から独自で住居を確保した被災者の方から話を直接聞くことができました。その被災者のいる地域は、津波の直接被害(家を流され、身内を亡くす)を被った地域ではないため(高台に避難)、直接被害を受けた被災者の方の必要な物資(例えば、こどもの自転車、夏物の洋服など)が伝わりにくく、情報も入って来なくて孤立して困っていると聞きました。
避難所から出る=単純に自立では決してないということ、同じ被災地にいるひとたち同士が、同じ被災感情ではないということを知りました。
 歌津地区内のある自治会長さんも話されていましたが、場所によって、被災による損害が違い(家は残っても船がダメになると、船によっては家の2軒分の費用がかかる。)、必要な支援も違うんだということを強く話されていたのがとても印象に残ってます。
 また、地元の役場とかにはなかなか言えないことも、こうして他県の社協職員には話してもらえるという点では、私たち近畿ブロックの役割もあるなぁと実感しました。
 孤立しているお宅にも、避難所への情報提供するものを届けることにしました。
 できることから少しずつ、残り少ない期間、南三陸町社協のお手伝いをしたいと思っています。」