寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

北河内地区社会福祉協議会連絡会研修会開催

2012年10月9日午後2時〜 寝屋川市保健福祉センターで北河内地区社会福祉協議会連絡会の研修会がありました。

北河内地区7市の役員・職員及び府内の社協職員などが参加しました。

研修内容
東日本大震災被災地からの現状報告と社協職員の役割」
講師:宮城県岩沼市社会福祉協議会 小菅 寿美 氏


岩沼市へは被災地社協支援として近畿ブロックの社協ワーカーが支援に入っていました。
今回は、地震発生当初の動きから災害ボランティアセンター設置、近畿ブロック社協職員の受入、学生ボランティアの受入、企業、NGOとの連携、仮設住宅等への支援など段階を追っての社協の動き、そこでの成果・課題などスライドを使って話をしていただきました。
講師の小菅氏は、当時、災害ボランティアセンター立ち上げの中心的なメンバーの一人でした。
小菅氏の話の後、近畿ブロックのメンバーとして支援に入った吹田市社協河内長野市社協の職員と大阪府社協の職員も加わってそれぞれの立場から被災地の社協支援のあり方について、話をしていただきました。


研修会を通じて感じたことは
支援者として、現地の社協の実情理解(被災前の社協の状況理解)の必要性
被災状況と運営状況の理解
現地社協ワーカーと伴走していく支援
主体性の尊重
継続的な支援

このような事を強く感じました。

また、研修会では、社協ワーカー自身が被災された場合の支援のあり方は今後に活かすべきとの言葉がありました。また、災害ボランティアセンターだけにククローズアップされた職員派遣ではなく、段階ごとで、社協組織への支援という視点での職員派遣の必要性についても意見が出ていました。

また、マニュアルだけにたよってもいけないが、「マニュアルがなくてもよい」ではない。
近隣市町村社協間での「協定」の必要性と日頃からの顔が見えるワーカー同士のつながりの必要性の話もありました。

今回の研修で出てきた言葉は今後の参考にしなければならなと思いましたし、活かさなければならないとも思いました。

(職員T)