2015年6月16日(火)午後1時30分〜
寝屋川市立総合センター2階講堂
寝屋川保健所・寝屋川市主催で「ひきこもり者支援についてのシンポジウム」が行われました。
当日は、基調講演「ひきこもりと発達障害について」と題して大阪電気通信大学 教授 坂井清泰氏よりひきこもりの概念的なお話や発達障害についての話がありました。
「ひきこもり」については、「状態」である。
ひきもりの状態が似ていてもきっかけとなる「要因」はさまざまであり、ひきこもりの解消に向けての支援、アプローチも要因ごとに違う。
「要因」は、生理学的、心理的、社会的な要因が複合的に関連しており、生理学的、心理的、社会的なそれぞれの要因の中でも細かな「要因」はある
環境因子と個人因子との関係・・・・・本人の個人因子を明らかにしつつ、同時に対人関係、社会との関係をはじめとする環境因子も総合的に理解することの大切さなんどの話がありました。
休憩をはさんで
話題提供として各支援関係団体よりリレートーク式で話がありました。
「発見、つなぎ」では第四中学校区地域包括支援センター
「若者支援と若者の居場所の取組み」では、寝屋川市教育委員会・地域教育振興課
「相談からの実情」では、寝屋川保健所
「医療機関から」では、三家クリニック
「ひきこもりと生活困窮者自立支援事業」では、寝屋川市社会福祉協議会(職員T)
「寝屋川市域におけるひきこもり支援の今後」では、NPO法人寝屋川市民たすけあいの会
から報告がありました。
職員Tからは、今年度から事業スタートした生活困窮者自立支援事業の自立相談支援機関として4月、5月の相談対応状況などについて報告しながら、ひきこもり者の相談状況と今後の支援の可能性について説明させていただきました
各支援機関としっかり連携し新たな展開、支援ネットワーク、取り組みを今後展開していきたいと感じることができました。
(職員T)