2016年 3月16日(水)
午後2時〜4時30分まで
寝屋川市立保健福祉センター 5階 多目的室
生活困窮者自立支援事業実践報告会を開催しました。
この報告会は、平成27年度から生活困窮者自立支援法に基づき、寝屋川市より生活困窮者自立支援事業(自立相談支援事業・住居確保給付金申請窓口・就労準備支援事業(任意事業))を受託し事業展開を行ってきた実績とその取り組みの様子について関係機関の方々にお伝えすることと併せて事業のPRを目的に開催しました。
参加者は、校区福祉委員、民生委員児童委員、地域包括支援センター、障害児者相談支援機関、医療機関、市職員等より101人でした。
当日は2部形式
1部は、大阪市立大学大学院生活科学研究科 教授の岩間伸之氏より生活困窮者自立支援制度がめざすものとして講演して頂き、社協が培ってきた地域福祉の展開を活かしながら課題発見(入口)そして解決(出口)そこにつながるプロセスを大切に関わっていく、、、、社協だけでなく、関わりのある方々を巻き込んで、時には巻き込まれて。。。。動き出した新たな制度をどう寝屋川市で活かしていくか、発展させていくか。まさに横断的な支援展開、寝屋川市の地域性を活かした取り組みの可能性について講演して頂きました。
休憩をはさんで
2部は、市の担当課(保護課)、社協担当者(主任相談支援員)、民生児童委員、地域包括支援センター職員から取組み状況や事例に基づく関わりなどについて報告していただきました。
市の職員からは、寝屋川市での生活困窮者支援の位置づけについて話をしていただき、本会の主任相談支援員からは、今年度(4月〜2月)の実績や支援の特徴などについて報告しました。その後、民生委員児童委員と地域包括支援センター職員からは、CSWと生活困窮者自立支援の担当者と連携して取り組んだ事例を通じて、横断的支援、関係者にとる連携した取り組みの必要性についてお話していただきました。
コーディネーターは岩間先生にしていただき、報告者とディスカッションをしていただきました。
縦割りではなく横断的支援が求められる中での生活課題への支援はそれぞれの機関でどうかかわり、連携し支援するか・・・その中には専門職だけではなく民生委員児童委員や地域で活動している福祉委員やボランティアそして、「住民」をも意識してしていくこと・・・まさに「包括的支援」についてディスカッションを進めていただきました。