寝屋川社協職員の日記

寝屋川市社会福祉協議会の活動の中で「心に残った出来事」「地域の活動」を書いています。

「ひきこもり」について考えるセミナー開催

2019年1月22日(火)午後2時~4時30分まで保健福祉センター 多目的ホールで、寝屋川市障害者自立支援協議会の相談支援権利擁護部会の「ひきこもり支援サブワーキング」主催のの「ひきこもり」について考えるセミナーが行われました。
参加者は、民生児童委員、地域包括支援センター、医療相談員、訪問看護ステーション、介護保険事業所、障害者支援事業所、社協CSWなど51名の参加者がありました。

この企画を立てた「ひきこもり支援サブワーキング」は、障害福祉課、寝屋川保健所、寝屋川市民たすけあいの会、三家クリニック、寝屋川市社会福祉協議会のメンバーで構成し年4回定例会を開き各機関における「ひきこもり」支援の状況などを話し合っています。

また、ひきこもり支援に関する講演会なども毎年開始し、市民対象のセミナーを開催してきましたが、今回は関係者、団体等対象に開催しました。

ひきこもり支援サブワーキングのメンバーで今回の企画を開催する背景には、ひきこもり支援の状況を通じて、多機関連携の必要性、抱え込まない支援、支援者を支援する仕組みの必要性が確認される中、その一歩として「ひきこもり」の方々の支援に直接、間接的に関わる支援機関を対象に分野を越えた関わりづくりの一貫として開催したものです。
当日は、大阪府ひきこもり地域支援センター:ひきこもり支援コーディネーター武部紘幸氏からひきこもり支援の基本とある事例を通じた支援の関わり方について話をしていただきました。ひきこもりを年齢、性別などで区分けせずに、広義のひきこもりにポイントを置きながら話を進めていただき、途中2つほどワークを取り入れながら、ひきこもり支援で大事となる「かかわり方」について説明していただきました。

また、いわゆる8050問題の事例を通じて、ひきこもりとなっていく、個人の心理的背景理解、家族の心理的背景理解の必要性について、支援の経過と改善につなげていくヒント、関わり方などの説明をしていただきました。

講演を通じて、ひきこもり支援は、長期支援になることが多い、画一的支援ではなく、個別支援、それぞれの「ひきこもり」状態となったいきさつ、過程は違う。
ご本人の心理的背景の理解。家族の心理的背景の理解をして関わる。

本人の意識を尊重したスモールステップの連続、認めること、受け止めること、支援者が抱え込まないこと、支援はコミュニケーションから・・・粘り強く。信頼できる関係をつくる。

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セミナーの様子

本人に会えなくても家族を通じて関わっていくという姿勢。 

講演の後、7つのグループに分かれて、講演を通じてもう少し説明してほしいこと。感想、ひきこもりの支援の今とこれからについて、意見交換していただきました。
意見交換では各グループともに話が盛り上がっていました。質問も多数あり、また、ひきこもり支援のこれからについても意見がありました。
講師からは質問について丁寧に回答していただき参加者みなさんの学びが深まったかと思います。

参加者へアンケートも実施し、各グループで話し合われた記録を回収し今後のサブワーキングとしてひきこもり支援のあり方の方向性、寝屋川に必要な仕組みづくりの参考となるセミナーでした。

(職員T)