2019年9月5日(木)午前10時から、寝屋川市民生委員児童委員協議会の地域福祉部会で、生活困窮者自立支援事業・就労準備支援事業を通じて就労支援などについて職員Tと就労支援員兼就労準備支援担当者の2名で説明に行ってきました。
今回は、事業概要を職員Tから説明し、その後、実際の事例を2つ説明しました。
事例の一つ目は、関わっていただいた民生委員と職員から説明しました。社協につながるまでの様子を民生委員から社協につながって支援の様子を職員から説明しました。
事例の二つ目は、職員と現在、就労準備支援事業に参加している当事者からお話をしていただきました。
当事者の方からは、ひきこもり状態となったきっかけとその当時の気持ち、同居している両親への想い、両親が相談窓口に相談した時のいきさつとその時の想い、相談窓口から社協につながった時の気持ち。社協につながってもすぐに就労準備支援事業にプログラムに参加とならなかった時の気持ちと就労準備支援事業のプロフラムに参加してからの気持ちをお話していただきました。
親の介護で仕事を辞め、その上でご自身に病気がみつかり、治療を受けるなかで、だんだんとひきこもり状態となったこと、親が自分のために相談窓口に行った時の気持ち、そこで出会った職員との関係、そして社協との出会い、担当者との出会いを通じて、心を開き、自信を持ち、「できないこと探し」から「できること探し」へと気持ちへと上書きされていった気持ちを話していただきました。
参加者の民生委員のみなさんがどんどん話に引き付けられていく様子が伝わってくる空間でした。職員Tも、ハンカチが離せませんでした・・・・
当事者の方が語った言葉で印書に残り、支援で大切にしないといけないと思った言葉を書きます。
*自分を変えるのではなく、自分に加えていくことが大事
*やらないから出来ないんだと思っていた
*面倒ならやめる、動かなくていいそれが余計しんどくなる。生きづらくなる・・・
*自分を隠そうとするのはやめよう
*人生には正解もゴールもない
*一人で悩まないで、その人が、その人らしい人生を生きていくことができるように一緒に考えてくれた人がいる。
*安全・安心な居場所ができて。もっといろんな居場所をみつけたい
少しでも支えになれるよう職員一同、様々な取り組みを進めていきます。
職員T