寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

地域組織担当者会議

今日は午後から大阪府社協で第2回地域組織担当者会議があり、寝屋川から3名参加しました。

今回の目的は、国(厚生労働省)において小地域活動を重視する考えが来年度の概算要求で示されているなかで、地域福祉を推進する社協がコミュニティワーカーとして地域支援にどのように関わっていくのか、小地域活動の発展についてどのような方向性を持っていくのかを参加者(担当職員)と一緒に考えていくというものでした。

4つのグループに分かれて考えを出し合うための素材提供として、??全社協の小地域福祉活動の推進に関する検討委員会報告書について、委員として参加した大阪府社協の地域福祉部長から検討のポイントと全国の動きと大阪の現状について説明がありました。??大阪府社協で今年度取り組んでいる課題別検討会や他の担当者会議からの報告がありました(小地域活動の充実と発展・CSW担当者会議・地域包括支援センターの機能充実と役割・地域協働の推進)
寝屋川社協のN・H係長が「小地域活動の充実と発展」の分野の検討されてきたポイントの説明をしました。

他の課題別検討会等の報告は府社協の地域福祉部の職員から報告がありました。特に「住民自治協議会・コミュニティ協議会」という行政主導の新たな地域のおける協議体の話では、過去大阪の地域組織化の取組みの成果の校区福祉委員会(地区社協、地区福祉委員会などとも言う)との関係について問題意識を持って、各市町村社協、コミュニティワーカーをはじめとする社協ワーカーが考えていく必要性について問題提起がされました。
北摂ブロックの社協連絡会が先日、三重県伊賀市社協へ「自治基本条例」と住民自治協議会の現状について視察に行ってきた時の様子などの報告もありました。

今回の会議から、校区福祉委員会が果たしてきた役割を再度検証し、これからの時代にあった地域福祉実践の基盤としての福祉委員会の役割をコミュニティワーカー自身がしっかりと抑えへ、丁寧に関わっていく必要性について確認されたと思います。

寝屋川市社協もこれからの動きをしっかりと把握しながら、地域住民と共に歩める社協ワーカーとしてさまざまなスキルを高めていきたいと思います。
社協のみなさんありがとうございました。府社協地域福祉部のワーカーの思い、響きました。
(職員T)


福祉有償運送 認定講習(座学編)
11月4日、5日に別れて、福祉有償運送認定講習会の1日目(座学編)が市民会館で開催しました。
(4日、5日とも同じプログラム)
この講習会は、社協で実施しています「移送サービス」「高齢者外出援助サービス活動(6地区で実施)」の運転ボランティアを対象に行いました。

道路運送法改正(同法79条)に伴い、登録による福祉有償運送を実施する団体は必ず受講しなければならない講習です。

今回は、合計70名以上の方が受講するため、認定講習団体の関西STS連絡会と協議した結果、寝屋川での開催となりました。

当日は、関西STS連絡会を通じて4日は、3名。5日は、2名の講師陣で進行していただきました。
社協職員も知識を深めるため、進行準備以外にこの講習を受講しました

内容は
研修の目的
移送サービスについて
関係法規について
利用者理解
利用者の心理と接遇
支援者(ボランティア)としての心構え
介助と活動の様子及び介護体験(アイマスクを使用しての体験)
福祉車両について

などを9時30分から昼食休憩をはさんで午後5時過ぎまでの講習でした。
今回のポイントは利用者の立場になってどのような支援を行い、気をつけないかを事例を基にした話がありました。
受講者はすでに移送・外出援助活動を行っているボランティアの方々で、実際の活動の振り返ったり、実際にあった経験などを基に、いろいろと考え、この活動の目的や留意点を改めて活動の大切さなど学んでいただいたのではないかと思います。(講師の方も実際、福祉有償活動をされている方でした。)