少し前のことですが、2月27日(午前中は桜小学校で福祉学習があった日)に聖母女学院中学校3年生を対象にした福祉学習5日目(最終回)を行いました。
今回は、今までのふりかえりも含めた、ワーク中心で、先生も生徒も一緒になって、体を使いながら考えていただきました。
4回目で車いすバスケットボール交流学習で選手から「あきらめない。」「ひとくくりにしない。」という話があり、それを意識したワークを企画しました。(事前に先生と話をしながら構成しました)
○行ったワーク
・出会いのジャンケン
・バースデイサークル
・思いやりのイス取りゲーム
・いいところ探し
・ふりかえりとわかちあい
ワークの合間に、スライドを上映しました。
出会いのジャンケンでは、勝ち負けでけでなく、「出会い」という視点でワークを考えてもらいました。
バースデイサークルでは、言葉を使わないで誕生日順に並んでもらいました。先生同士で同じ誕生日だったり、3人が同じ誕生日だったり、いろいろと発見もありました。
生徒は「しゃべらないで」コミュニケーションをとることを自然とできていました。
思いやりのイス取りゲームでは、2グループに分かれて、イスを取りながらみんなで座るということをしました。イスが減ることで、グループ内で、リーダーシップをとる生徒が出たり、話し合ったり、決まったことにみんなで協力し合いながらチャレンジしていました。イスに意識が強かったので、「イスなしでみんなで座る」ということができるか話し合って考えてもらう事を話と、一気に集団のまとまりが高まり、試行錯誤をしながらチャレンジしました。2グループともがんばりました。(私自身、実際に見るのが初めての方法もありました。)
いいとこ探しは、グループに分かれて、それぞれのいいところを書いていくもので、自分が気づいていなかったことなども書かてもらっていたようでした。
最後にこの学習を通じてのふりかえりをグループで行い、全体に発表してもらいました。
(職員T)