寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

聖母女学院中で車イスバスケ交流

11月26日、聖母女学院中学校3年生対象の福祉学習の6回目がありました。
今回は、福祉学習の中でのメイン。

昨年に引き続き日本パラリンピックキャラバン実行委員会を通じて、3名の選手に来ていただきました。
3名の選手とも、昨年と同じメンバー!ウッキーさん、クマさん、エイジさん。絶妙なコンビネーションで学習をリードしていただきました。

車イスバスケのルールの説明
模擬練習
生徒参加による。車イスバスケ専用車の操作体験
代表20名による試合交流
3グループに分かれてのお話
まとめ

という流れでした。
生徒は、事前学習で今年行われたパラリンピックのビデオを見ていたりとしていましたが、実際に選手が模範練習での車イスバスケの動きを見て、驚き、歓声が入り交ざっていました。

体験操作、試合、そしてグループに分かれてのお話&質問タイムを通じていろんなことを感じたと思います。
この学習では、生徒から「車イスが何故カラフルでないか?」という質問が投げかけられていたので、ウッキーさんに事前に伝えて、話の中でウッキーさんの考えを話していただきました。
ウッキーさん「車イスは靴みたいな存在、オーダーメイドで製作する人が多い。私がこの色(黒に近い色)に下のは、どこでも使える色、お葬式などでも使用することも考えてこの色にしました。ピンクが好きでピンクにしている人もいます。病院などでの車イスは青とか同じ色があるのは、大量生産で不特定の多くの人が使うから・・キュートな色ではないかも」というお話をしてくれました。

クマさん、エイジさんからも生徒にいろいろと投げかけをしていただきました。
・障害を障害と思うことが障害である。
・障害者だから困っている人ではない。身近で困っている人がいたら自分達でできる事をする。目の前に困ってる人に何もしないことはよくない。
・できなくても、やり続けることできる。
・できないことがあったも、工夫すればできる。
・ひとりでは乗り越えれないこともある。友達、家族、周囲にいる人からの支えがあったから乗り越えることができた。
・車イスに乗ることで、楽しいことがある。
・車イス体験で車イスは大変だと思う。それはその時の気持ち、乗り続けるとそんなことばかりではない。


最後に北京パラリンピックの女子バスケットボールチームメンバーであった、ウッキーさんからパラリンピックにかける思いを話しをしていただきました。
学習終了後、去年、車イスバスケを体験した生徒が選手に声をかけていたりしていました。

反省会で、先生と選手の方々との意見交流もあり、先生自身いろいろと感じ、選手の方々に思いを伝えていました。

次回1月21日は、聖母女学院中学校での福祉学習の最終日

選手のみなさん、ありがとうございました。