今日は、私(職員T)と福祉教育コーディネーターと3月8日に行う、福祉教育意見交流会で実践事例を報告していただく寝屋川市立南小学校の4年生の先生と当日に向けての打ち合わせを行いました。
打ち合わせは
南小学校(特に4年生)で取り組んだ体験学習について発表をしてもらう内容について話し合いました。
確認できたことは、福祉体験学習を導入した目的、取り組んだ内容、生徒の気づき、変化、先生としての思い、今後にむけての課題。を話していただくことになりました。
プロジェクターとパソコンを使って報告していただけることになりました。
社協担当者としては、この意見交流会への思いを企画書にまとめてお話をさせていただきました。特に寝屋川では小中一貫教育に取り組んでいますので、9年間で福祉体験学習を中心とした福祉教育で子ども達に「何を伝えるべきか」どのように小学校での取り組みを中学校につなげていくかという課題を整理するためにも初めての試みとして行いたいという思いや、福祉教育を学校、地域、ボランティアで実践しているものを高めていくために学校ともっともっと話し合っていきたい、一緒に福祉教育について考えていきたい。そのためのきっかけにしたいという思いを伝えました。
打ち合わせが終わってから、校長先生と教頭先生とお話ができ、小学校と地域(校区福祉委員会)とのつながりの実践をお話していただきました。(この話は3月8日には報告しない内容ですが)
6年生が社協を通じて、校区福祉委員会、ボランティアと協働して高齢者擬似体験を行った。その目的には、12月に高齢者との交流会を校区福祉委員会と一緒に企画していたので、その交流会に向けて高齢者を知るという意味で擬似体験を実施した。
交流会後、1月には福祉委員会の協力で6年生が単身高齢者宅に訪問した(カイロと手紙を添えて)その後は、各地区の取り組みに生徒が参加し、自主的な交流にまで発展した。訪問を受けた高齢者からお手紙が多数学校に届いていて子どもたちも喜んでいる。日頃、地域で出会ったときに挨拶ができるようになった。など確かな効果を報告してくれました。また、卒業式には訪問を受けた高齢者が卒業式に出席するという流れの話を聞きました。
体験だけで終わらせない、地域の子どもたちとしてのつながりを創っていくために体験学習が生きていると感じました。
(職員T)
写真は、小学校区ごとに配車された地域パトロールカーです。既に地域のボランティアが地域巡回に使用しています。