寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

まちかど福祉相談所スタート

相談員のミーティング

今日は、モデル校区福祉委員会の指定を受けている第五校区福祉委員会の活動拠点「で第五校区ふくしハウス」で「まちかど福祉相談所」がスタートしました。
毎週木曜日午前10時〜12時まで。
まちかど福祉相談所は、大阪府が進めているCSW配置促進事業の一環として、寝屋川市内に3地区をモデル校区として指定して、社協CSWと相談員が一緒になって、地域の相談などの対応をすることとなっています。
相談員は社協で養成研修を受講された方々で、校区福祉委員や福祉委員会から推薦された地域の方々です。

モデル校区(第五校区、西校区、堀溝校区)の3校区の先陣を切って第五校区の取り組みがスタートしました。
今日は、初日という事で、敷地内に地元自治会の協力でテントを張ってテーブルとイスを用意し「ちょっとした開所式みたいなことをしました。」校区福祉委員会の方々が多数来ていました。委員長からの挨拶の後、相談員の紹介を行いました。その後、社協の事務局長、市高齢介護室の室長、課長代理の方々が様子を見にきていただきました。

さて、相談員としての取り組みは初日だったので、9月の相談当番、連絡会の開催頻度について話し合いました。当面は5人の相談員が拠点に詰めて相談対応や事務整理などをすることになりました。
連絡会は毎月、最終木曜日に開催する事になりました。

初日でしかも雨が降ったりやんだりとあいにくの天候・・・・・(事前に自治会を通じて開所のお知らせ回覧をしましたが・・・・・)相談者の来所はありませんでした。

ハウス内ではミーティング状態でした。
ある相談員からは、「当面相談の問い合わせがない場合は、事例検討をしながら相談対応について考えていきましょう。」との提案があり定期的に事例検討をすることになりました。
その後、福祉委員会が作成した開所のお知らせ回覧を見て問い合わせのあった。相談ケースの説明をしました。(9月4日の日記の話です。)
ケース内容:ご主人さんが入院して1ヶ月、退院の話が主治医から出てきた。入院前よりも歩行が困難になっている。どのようにして在宅生活を送れるかという相談

説明にみなさん、真剣に聞いていました。今後の対応については、CSWが対応することになりましたが、相談員も必要に応じてCSWと同行することが確認しました。
その後は、まちかど福祉相談所が機能していく上での意見交換をしました。相談員から「個別の相談ケースを単に解決するのが私達の役割ではない。地域、福祉委員会をはじめとする地域でできること、支援できる輪を広げていくため役割も相談員にはあるのではないか。」と話されて、他の相談員も賛同していました。寝屋川社協が狙う相談所を開設する意味を理解していただいた一瞬でした。(継続してもらうようにがんばります。)

これから毎週木曜日が楽しみです。

相談時間終了後、私は、先ほどの相談者の家にアポなし訪問をしました。相談者の方は少し驚かれた様子でしたが、いろいろと話をしていただきました。「気軽にお話のできる人がいて助かります。」と感謝の言葉!!!嬉しかったですね。
最後に、開所案内のチラシを持ってきて、「相談所を探しにいったんですが・・見つからなかったんです」と話してくれました。地図を広げて場所を確認し「近くまでいってたんだわ。これでわかりました。時間があるときの木曜日に行きますね。」と笑顔で答えてくれました。

電話相談で終わらせないことが大切ですね。もっともっと地域に出て話を聴くことが大切と再確認。今日の出会いが私に自信をくれました。

※この訪問のきっかけは、岸和田市社協CSW Oさんがブログで書いていた「ふらっと訪問」を参考にというかマネてみました。(ありがとうございました。)
※校区がつくったチラシの効果は社協への電話相談以外に相談員にも問い合わせがあったとの報告がありました。広報は大切!!!
(職員T)