寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

きょうのできごと

今日夕方から、精神障害者地域生活支援センター「あおぞら」の指導員2名と私職員Tとで視覚障害者部会の代表の方とお会いしました。
今日のセッティングのきっかけは「あおぞら」を利用しているメンバーで体験談を語る語り部活動のグループ化を昨年行い、現在は毎月ミーティングを行っている。「本格的に語り部活動を行うために、他の障害のある方で語り部活動を行っている団体があれば紹介してほしい」との連絡が社協に入り、福祉教育支援に協力していただいている視覚障害者部会を紹介し、調整で今日会うことになりました。
お会いして、体験談を話していくことについてのねらいなどをお聴きしました。活動の先輩である視覚障害者の方からは、「学校で生徒のみんなに話すことは、純粋無垢な子どもに少しでも障害者のことを考えてもらいという啓発活動がある。それと子ども達に元気を与えたい。悩んでいたりしている子どもに勇気を与えたい」と話してくれました。「あおぞら」の職員からは、「語り部活動を行うためのグループを作り、定期的に話をすることでメンバー同士が明るく、力強く感じることがある。また原稿読みだったメンバーが活動を行う中で、もっと上手に話せるようになりたい。という意欲を沸いてきたメンバーがいます」との話があり、その中で、どのようにしたら語り部活動を展開できるかの問いに対して「失敗を恐れない。自分の言葉で話ことだけを考えればいいのでは?それと何を伝えていきたいかをメンバー間で共有することが大切。それとどんどん体験談を語ること」と代表の方は力強く話していました。
話の中で出てきた課題は、障害ごとに持っている背景が違う。そのために、障害者同士が共有でき響きあえる部分もあるが響きあえない部分もあるのではないかと先輩語り部の方は話してくれました。その為には、もっともっとさまざまな障害をもっている人同士が語り合うべきとも話していました。
今後も情報を交換することで話は終わりました。

帰りの車の中で「あおぞら」の職員からは「いい話が出来ました。将来的には、私達も精神障害者の理解を深めてもらうために教育、学校とつながっていければと思います。」と話していました。
新しいきっかけが生まれた瞬間でした。
(職員T)