寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

秋晴れの中、体験学習が行われました。2

今日も小学校で福祉体験学習がありました。
田井小学校の5年生122人を対象にアイマスク体験をしました。
アイマスクをつけての歩行体験と日常生活体験(バリアフリー商品、お金あわせ、洋服たたみ、点字資料)をしました。
歩行体験は近くの公園にいって二人一組で歩きました。付き添い、支援者として、田井・石津校区福祉委員がお手伝いしていただきました。
また、体育館では日常生活体験を擬似体験指導ボランティア「うらしまさん」とPTAの方が子ども達の体験への支援をしていただきました。
まとめの時間で子ども達からは
「毎日遊んでいる公園がいつもと違って怖かった。でも生活体験では洋服たたみなどが目が見えなくてもできることがわかった。」

体験終了後、先生、校区福祉委員、うらさまんでふりかえりを行いました。
福祉委員からは、「ふざけていた子どももいたが、しっかり体験をしていた子どもがたくさんいた。」「アイマスクをつけていた子どもがこけそうになった後、介助役の子どもがごめんね。もっとしっかりと介助するね。気をつけるわと話していた。体験を通じて思いやりの言葉掛けが多かった。」との感想がありました。
ボランティアからは「学校で班分けに工夫があり、進めやすかった。」「歩行体験のコースが少し短かったのでもう少し工夫する余地があった。」との感想と今後の改善点の話がありました。
先生からは体験後の子ども達の感想をはなしていただきました。
「怖かったけど楽しかった」「しっかりと言葉で伝えないといけないことがわかった。」
その話を聞いた校区福祉委員長からは、「楽しかったという言葉の先にはアイマスクを取れば目が見えるという感覚からでてくるのではないか。この体験を通じての理解を深めるためにもしっかりと目的を考えていくべきかもしれない」と課題を話してくれました。この話を基に来年度に向けてのアイデアがいくつか出てきました。「福祉委員と子どもがペアで体験すればいい刺激になるのでは?福祉委員自身もいい体験ができ、相手を考えての動きができるのではないか」「少人数化するのもいいのでは?」など意見がありました。

秋の晴れ間の中の福祉体験でした。10月、11月は福祉体験学習が多いです。
(職員T)