寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

実習生のつぶやき

はじめまして。実習生のNと申します。
1月末から、社会福祉士受験資格取得のために実習に来させていただいていました。実習は今日が最終日なのですが、ブログを書かせていただけるとのことで、登場いたしました。

この2週間の実習をひとことで表すと、「地域のエネルギーを感じる実習」でした。
本当にたくさんのことに気づかせていただきました。
地域に出て。
たくさんの人の思いにふれて。
社協職員さんとの関わりの中で。

「地域」には、言わずもがな、様々なたくさんの人がいて、それぞれがそれぞれの事情や思いを持って生活しています。
けれど、安心して暮らしたいと思う気持ちは誰しも持っているだろうと思うのです。
その一人ひとりの思いは小さくても、それらがつながることができたら、それは「地域の力」になって、すごいことができるんだなぁと感じました。
「地域福祉」とは、「地域にある福祉」なのではなく、「地域(の人々)による福祉」なのですね。
住んでいる人じゃないと分からないことって絶対にあるし、住んでいるからこそ「足りない」「必要だ」と感じることがある。
そして、それらはやっぱり、住んでいる人だからこそ叶えることのできる場合が多いんだと思います。

この実習を通して、人が集まるところには、かならずや“エネルギー”が潜んでいるんだと、そう実感できました。
それがつながって、縒り合わされると、何かをなすことのできる大きな「力」になる。
そのために、地域の方々が自分たちの持っているエネルギーをうまく紡いでいくお手伝いをするのが社協の役割なのかなぁと、ぼんやりとですが、そんなことが見えた気がします。

そして、私もまた、この実習で出会った方々からエネルギーをいただきました。
みなさんにいただいた「エネルギー」を持って、私も明日から、また違った地域でがんばります。
寝屋川でいただいたこのエネルギーが私の住む地域に伝わって、また新たな地域がよりよくなっていくかもしれません。そう
考えると、このエネルギーの連鎖によって世界平和の実現も夢ではない?(笑)
なんだか大きなことを言ってしまいましたが、決して大げさではなく、それが「地域福祉」の持つ可能性だと思います。

寝屋川の住民のみなさま、寝屋川社協のみなさま、本当にありがとうございました。
同じ空の下、みなさまの幸せを願いつつ。
(実習生N)