寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

昨日と今日の話

バレンタインデーの昨日、2週間の実習生にブログを書いていただきました。
実習前にブログで社協について予備知識を得ていたとの話・・・・・

さて、今日の日記は3本

2月14日:福祉学習NO6
昨日は、聖母女学院中学校の3年生対象の福祉学習の6回目でした。今回は5限の45分間。前回、車イス生活をしている人の話を聴いた跡に、学校から香里園までの町にでて、フィールドワークをして地図に安全、危険、工夫などの視点で記入していただきました。

今回は地図をつかって2グループが代表して発表してもらいました。
ねらいは、考えたことを自分の言葉で語ることでした。
各グループとも、事前にメンバー間で話し合い、文章や役割を考えた上で、発表してもらいました。坂道が多く、住宅街、道幅も狭い地域のため、どちらのグループも発表に中では、「歩道が狭く、自転車とすれ違いにくい。」話や「ちょっとした段差がたくさんあった。」など、ハード面や立地条件から車イスの方には厳しい町との話が中心でした。「
歩道で車イスの方を見かけたとき、自転車にみんなが乗っていたらどうする?」と質問をしたら、「自転車から降りて道を譲る。」と答えました。
そこから、車イス以外にも気をつけてあげるといいのは?・・・・妊婦さん。高齢者。ベビーカーを押している人。と関連した形で話を展開しました。
自転車やバイクの急な飛び出しは危ないといった意見もありました。

最後にふりかえりとわかちあいを行いました。
記入してもらったシートを読むと・・・
・先日、車イスに乗っていた人が歩道を通りにくくしていたので、自転車をよけて整理したら「ありがとう」って言ってくれた。嬉しかった。
・車イスの人に優しくするだけでなく、みんなに優しくしたい。
などの意見がありました。
先生と協力ボランティアと私とふりかえりをした時に、先生からこの学習の効果として、ものを見る視点が広くなったのでは、意識してみることができたのでは?また、ふりかえいりとわかちあいやグループで行動してもらう中で、話し合う場面があり、それが学校生活でプラスになっているかもしれない。(高校進学関係の説明会で生徒が質問を多してきた。)と話していただきました。
また、3月の最後の福祉学習にむけて、ふりかえりシート案を提示した時に、先生からアドバイスを頂きました。このように一つのプログラムでそれぞれの立場から意見を出し合えることもいい効果が出てきていると感じました。
次回は、2月27日:車イスバスケットでの交流を行います。

15日の福祉教育
今日は寝屋川市内のある定時制高校の先生が社協に来ました。
来年度定時制の生徒に福祉について考える授業をしたいのでどんなことでできるか?という内容について話をしました。一緒にボランティアセンターでボランティア相談員も同席、その相談員は、現在定時制高校の2年生。先生とは1年次の担任だった関係

定時制に通う生徒の中で若い人が多い。高齢者の擬似体験を通じて、高齢者について考えその上で、人間関係について考えてもらえたらという考えを持っていたのでそれについてプログラム案について意見を出し合いました。確認できたのは、既に小中学校で擬似体験をしている生徒が多いので、何か意味づけをしっかりつけた上で体験し、それが次につながるような展開を念頭に置くということでした。
今後も連絡をとりあうことになりそうです。

ファシリテーター基礎講座3日目
15日の夜からラポール枚方ファシリテーターの基礎講座に参加しました。前回のふりかえりとして、ホワイトボードワークの復習を行いました。講師のちょん先生からは、ホワイトボードワークで先生が気をつけているのは、最初の意見は、ボードの中央。意見を匿名かするために、ボードいっぱいに意見を散らばせる。板書は話した言葉で。言葉に囲みなどはつけない。つける場合は、同じ言葉が多い場合やまとめる段階で重要な言葉となった場合。など実践的なアドバイスでした。
後半、会議を設計するという内容で、会議の目的を抑えることなどを行い。説明側として端的に確実に伝えていくための手法として「紙芝居ワーク」を教えていただきました。この手法は寝屋川社協でも行うことが多く。私も会議やプレゼンなどの場面で使っています。共感できました。

(職員T)