寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

大阪府社協主催コミュニティワーカー養成研修に参加


少し前の話ですが、7月30日に大阪府社協主催に研修会に参加してきました。若手から中堅までが参加対象。今回、調査手法を学ぶ研修でした。

1.【実践報告】(地域住民対象の調査とその後の活動について)
コーディネーター:大阪府立大学人間社会学部准教授 小野達也 氏
藤井寺市社協の取組

大阪府認知症に関するモデル事業を保健所、市、包括、社協で協働して実践。
検討するなか、職員としていろいろと取り組みたい、取組むべき事業が見えてきた。その中で「すべきでも・・・・」「どうやって」など不安が取り巻く中で、聞きとり、アンケート調査結果が「やろう」と後押ししてくれたという話などがありました。
調査方法としては、いろいろあるが、既存の集会や多数の市民があつまる会場で聞き取りしきの調査を行い、認知症についての理解などを把握した。(市民まつり、老人クラブの集まり)
社協としてこだわったのは、調査結果を意識しつつ、もともと実施予定であった講座「団塊の世代向け講座」(親父パーティ)を今回のモデル事業の「認知症の理解、支援」とドッキングさせたことが、新たな広がり、効果、反響を生んだ。
協働して行うことで、バランスやいろんなアイデアが出せた。包括も社協が運営しているが、社協、包括、保健所などそれぞれが良さを発揮できたと思うという報告がありました。


●富田林市社協の取組
大阪府社協のモデル事業を活用。公営集合住宅(府営住宅)における要援護者見守りシステム構築事業の取組の中でも調査などを報告
今まで、社協担当職員(コミュニティワーカー)が関わりが少なかった地域。地域としては、調査する前と、したあとでは意識、雰囲気が変わった。調査結果ができことで、地域のとらえ方が変わり、新たな活動展開へとつながり、コミュニティワーカーともつながることができたという報告がありました。

調査項目などは、大学等の研究者があらかじめ作り、調査結果までの集約、分析なども大学のゼミなどが担当。
この結果を社協としても戦略として活かしていく取組へと展開している。課題は、今回は、分析などを研究者などに関わったもらったが、別の調査では、設問、集約、分析を社協で行ったが、集約、分析の作業が膨大であった。特に、配布数というかサンプル数が多いと、分析等は調査を行う時の課題となってくるという報告もありました。

2.【演習】実践報告と事例をもとに地域課題の発掘・把握の手法の必要性について認識を深める。
講師:大阪府立大学人間社会学部准教授 小野達也 氏
・調査手法の概念などについての講義
量的調査、質的調査のそれぞれのメリット、デメリットを説明していただいた。
・昨年度開催したコミュニティワークについての研修アンケートから読み取る演習を行う。分析の一つの方法をグループワークで掘り下げました。
アンケート結果からの項目分けなどを行う分析は、「質的調査の分析」という流れで演習を行った。

調査の必要性を強く感じた。藤井寺のように新たに調査活動を行うのではなく、既存の人が集まる場所で聞き取り調査などを行うなどのアイデアは参考となった。課題は、富田林からの報告でもあったように、サンプル数が多い場合の、質問項目の設定とその後の集約、分析をどうのように行うかが課題でもあると感じた。

再認識しまた新しい気づきのあった研修会でした。

(職員T)