寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

平成21年度校区福祉委員研修会開催しました。

2010年3月10日(水)に市立保健福祉センター5階多目的室で、午後1時〜4時まで「平成21年度校区福祉委員研修会」を開催しました。
多くの校区福祉委員会から福祉委員が参加され、参加者は、49名

内容は、テーマ型組織でもあるNPOとエリア型である校区福祉委員会の協働のあり方について検討していくことを目的に開催します。
講師は、大阪府立大学准教授の小野達也氏、大東市で活動しているNPO法人「住まいみまもりたい」の吉村悦子氏

内容は、NPO法人「住まいみまもりたい」の活動のきっかけとその後の展開についてお話をしていただき、その後、小野先生から「ほんとうは楽しく役立つ校区福祉委員会活動」と題して、お話していただきました。

この研修会では、NPOの活動の特徴、校区福祉委員会の活動の特徴などを整理しながら、どのようにNPO校区福祉委員会が連携、協働していくかを学ぶ研修会でした。

当日、進行の補助をしていた職員は・・・・・・
「吉村氏はご自身のNPO活動の具体的な話、小野氏からは校区福祉委員会活動の考え方(概要?)という少し大きなテーマで話をしていました。講師の方、二人とも話しがわかりやすく聞いていても話が長くてあきてしまうということはなかったように思います。」という研修会後に感じていました。

小野先生は、NPOも福祉委員会も目的は同じ、校区福祉委員会が横糸であれば、NPOは縦糸。横糸だけでも、縦糸だけでも不十分、それぞれ、横糸と縦糸が折り重なって、一枚のネットとなる。それが「セーフティネット」である。地域の中で「社会的排除」を作らない、させないことが今求められていることと話されていました。

この研修会1回だけでは、エリア型とテーマ型が協働しつながるという具体的なものは見えないかもしれませんが、このような場を設けていくことの必要性は参加者からの質問などからもそう感じました。