寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

北校区福祉委員と西北圏域ケアマネジャーとの交流会開催

2010年8月24日 北校区内にあります特別養護老人ホーム「香里寿苑」交流ホールをお借りして、北校区福祉委員と西北圏域内のケアマネジャーとの交流会を開催しました。

この企画は、CSWと包括(社会福祉士)が中心となって、西北包括で進めている「地域資源マップづくり」検討チームのケアマネ有志で検討し、市高齢介護室などにもアドバイスをいただきながら進めてきました。

当日は、北校区福祉委員13名、ケアマネ、14事業所、19名の計32名で開催しました。

この交流会は、昨年度初めて、西北3校区の福祉委員と西北ケアマネとの交流会を開催し、その時に、ケアマネ、福祉委員双方から今後も開催してほしいという言葉をきっかけとして、今年度は、校区毎に開催する計画で準備を行い、開催することとなりました。

今回の交流会は、地域資源マップづくりを通じての交流
キーワード
認知症高齢者、本人、家族の想いに寄り添いながら
認知症高齢者の支援について考える
福祉委員、ケアマネ、包括などすべてが地域
現状をする。

内容
オリエンテーション(参加者の期待度チェックを実施)
認知症高齢者について(主旨説明を兼ねて)
・どんな思いでいるのか
・どんなことを望んでいるのか
・私達でできることは


ワーク1「認知症を支える為に必要な要素」
あらかじめ用意した4つの要素について、本人、家族によって必要な要素、支援者側として必要な要素についてグループごとで話し合い、書き出してもらいました。
4つの要素「治療する」「日常生活を支える」「地域の人とかかわれる」「相談する」
グループでは、さまざまな意見が出ていました。


ワーク2「現状を知ろう」
校区地図にあらかじめ西北包括で作成した、医療、福祉施設、公共施設を色分けしたシールを貼ったものを配布し、追加情報と「高齢者(認知症高齢者も参加できる)が集っている場所などをさまざまな角度から考え、その場所と活動内容を記入してもらいました。
高齢者が集っている情報では、老人会の会合、福祉委員会で開催しているサロン情報以外にも、商業施設のベンチに腰掛けてお話している場所、公園で散歩仲間が集っている。グランドゴルフ、ゲートボール、コミュニティセンターでの各種サークルなどの情報が寄せられていました。


ワーク3「認知症高齢者を支える為に地域でできること」
今までのワークを通じて、改めて考えたことなどについて、グループで話し合われました。
認知症高齢者の方が集える場所の必要性
・気軽によって話ができる場所
・見守り活動をケアマネ、包括と連携してきめ細やかなに行う。
・ケアマネと福祉委員との交流を増やす事で相談しやすくなる。

最後にふりかえりとわかちあいを行いました。
ケアマネ
・福祉委員との交流の機会があれば積極的に参加する
・(ケアマネの)支援が入る前の団塊の見守り、発見がとても必要
・(福祉委員さんは)同じ方向に向かっている対応している仲間と感じた

福祉委員
・ケアマネジャーが身近に感じる事ができた
・利用者の方について、ケアマネと福祉委員が協力しあえることが上手くいけばいい
・ケアマネと顔を合わせながらの話ができたことはよかった。

包括、ケアマネと福祉委員、民生委員などがつながれば「セーフティーネット」ができる可能性の言葉や
医療と地域(ケアマネ、福祉委員など)がつながれば早期発見につながる可能性の言葉などもありました。

今後は、田井石津校区、木屋校区でも交流会を開催する予定となっています。

当日参加されましたみなさま、会場をかしていただきました香里寿苑のみなさま、ありがとうございました。

(T)