2018年2月14日(火)午後から、就労準備支援事業&介護予防の取り組みで調理実習をおこないました。
2017年10月に第八中学校区地域包括支援センターの菜園スペースに大根の種を植え、週1回ペースで集まり、草抜き、水やり、土の手入れなどをして、2018年2月13月に収穫した大根をメインの食材に参加者が自ら家にあった物などを持ち寄って調理実習を行いました。
参加者は、就労準備支援事業利用者3名、居場所利用者1名、介護予防利用者2名の6名と調理実習指導者として、寝屋川市民たすけあいの会職員と社協職員2名(包括職員、就労準備支援事業担当者)で行いました。
会場は、寝屋川市民たすけあいの会を施設をお借りして行いました。
家に帰ってもできる一品を意識しての調理実習でした。
慣れない手つきでピューラーで皮をむいたり、包丁を使って野菜を切ったりしました。
また、インスタント麺も活用しながらのお手軽料理も作ったりしました。
閉じこもり予防、自己肯定感、参加者同士で協力しあう意味、みんなで食べることの楽しさ、世代を越えた交流などいろいろな要素を意識して取り組んできた菜園プロジェクト、今年度は、イチゴと大根を収穫まで行いました。担当した職員も様々なことを学びました。
介護予防では、趣味を活かすことで人の役にたつ喜びや菜園活動を通じて体を動かすことにもつながったりしています。また、外に出る機会も今までより増え、閉じこもり予防にもなっているようです。
就労準備支援事業では、世代を越えまた同世代の人との交流を通じて表情が豊かになったり信頼関係が増えたりしているようです。また、菜園活動を通じて作物を植え、育て、収穫し、調理する過程を通じて、「やればできる」という自信につながっている様子もみることができました。
引き続き、菜園プロジェクトを取り組み、できれば菜園の活動場所が広がればとも考えています。
介護予防として高齢者の参加も増えていけるよう地域包括支援センターからの働きかけも強くしていきたいと思います。また就労準備支援事業としてひとつのプログラムとして確立していけるようにしたいと思います。
(職員T)