今日は、市内の小学校で6年生を対象に高齢者、障害者擬似体験を行いました。一クラスごとに実施しました。
当日の指導は、擬似体験インストラクターグループが担当しました。
体験装具を着け体育館内にモデルコースを作って2人一組で実施しました。階段を上ったり降りたり、イスに座ったりと体験を行いました。擬似体験後には、高齢者、障害者の生活体験を行い、高齢者の手の感覚を感じてもらうために軍手をつけて、本をめくったり、また専用のメガネ(白内障体験)をかけて、字を書いたりと体験を行いました。
校長先生や担任の先生も率先して生徒と一緒になって体験していました。
生徒からの感想では、ある生徒が「私は、いつも近所でおばあちゃんが、しんどそうに階段をゆっくり上っているのを見て、理由がわからなかった。おばあちゃんに聞いても、しんどいんだ。としか言ってくれなかったけど、今日、体験して、「しんどさが」わかった。」と感想がありました。ボランティアからは、「地域で高齢者や障害のある人がゆっくりと歩いていたりしていても、せかさないで、ゆっくりと行動しかできないことを理解してください」と答えていました。
福祉体験学習は体験を通じて、「分かる。理解する」という気づきにつながればと思います。
今日で、1学期の福祉体験学習は終わりました。また、9月からは多くの学校で福祉体験学習が予定されています。
1学期の体験学習では学校、ボランティア、福祉委員のみなさんありがとうございました。
参加された生徒みなさんにも感謝!!です。
2学期、3学期と体験学習は続きます・・・・・・
http://www.neyagawa-shakyo.or.jp/005-sirvice/service_fukusikyouikusien.htm