寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

福祉委員会の役割

昨日、担当している校区福祉委員会がありました。
寝屋川社協では、寝屋川ふくし発見プラン(地域福祉活動計画)を策定を期に校区内のコミュニケーション力を高めるための工夫を各校区担当職員はチャレンジしています。

私は、昨日の会議では、「福祉委員会の役割」についてレクチャー方式で行いました。その目的は、そもそも福祉委員会はさまざまな地域の福祉問題を発見し解決に向けた取り組みをさまざまな機関、団体と協力して行う性格があり、その根底には「協議=話し合う=合意形成=コミュニケーション」が存在していることを明確にする必要があると考えて行いました。

さて、福祉委員会の役割は????
これを簡潔にまとめた資料があります。大阪府社協が発行した「地区福祉委員会の手引き(1987年)に書かれています。
それを紹介します。
1.問題発見機能
2.広報、教育、学習機能
3.組織構化機能
4.連絡調整機能
5.計画機能
6.事業実施機能
7.運動機能

これは、今から20年ほど前にまとめられてたものですが、今でも十分に通用するもので、「古くて新しい」

当日の説明では、校区福祉委員会の現状と照らし合わせて、福祉委員各自で7つの機能に対してどこまで機能しているか考えてもらいました。

話を進めていくうちに、参加者から、少しでも地域住民から「問題を発見できる場」「一緒に考える場」「一緒に活動してくれる仲間づくりの場」として住民懇談会が重要ではないかとの意見がでてきました。
このような意見を大切にして、今後の活動につながっていけるように校区担当としてアプローチしていきたいと考えます。
(職員T)