今日は、午前中から市内の小学校で4年生対象のアイマスク体験学習があり、擬似体験インストラクターボランティアグループのうらしまさんと地元校区の福祉委員が協働して、生徒のアイマスク体験学習の支援をしました。
学習の目的と介助方法の説明をした後、学校の外に出て国道沿いの歩道を歩いて再び学校に戻るコースを生徒同士二人一組でしました。福祉委員が安全確保、指導助言に一組みごとに付きました。
子どもからの感想では、「国道沿いを歩く時、車の音がいつもより大きく聞こえ、不安感があった。」とか、学校の知っている場所でも、違う場所に思えた」とか答えてくれました。全体での質問タイムでは、「歩いたり、生活体験で服をたたんだり、リンスやシャンプーの違いを体験して、記憶することに集中する必要を感じた」と話をしてくれました。
また、終了後の先生とボランティアと福祉委員との振り返りの時間の中で福祉委員から、生徒同士のペアで体験するのもいいけど、大人(福祉委員)とのペアですることでお互いが勉強になり、交流もでき、いつもと違う雰囲気でいい意味の緊張も生まれるのではないか?との意見がありました。
また、夕方からは同じ校区福祉委員会地域の別の小学校で11月に行う車イス体験学習の打合せをしました。この打合せも福祉委員(副委員長、ボランティア部会長)とボランティアグループうらしまさんと社協担当者で行いました。この学校での取り組みは4回目で、打合せもスムーズにいきました。
打合せの中で、先生から今回の体験学習の位置づけについて、学習の中で、ユニバーサルデザインについて学習している一環として車イス体験学習を取り入れて、事後学習では、クラスごとで、自分達でできることについて考えていきたいと話していただきました。
同席した校区担当として、次年度からは体験コースを近くの公園内から地域の街中をコースにしてみては?と提案しました。福祉委員さんからも自分たちの町を知るきっかけになるのでは?と話は広がりました。このように地域に密着した活動に展開していける支援として校区福祉委員会の存在は大切と感じました。
(打合せには、実習生も同席しました。)
実習生からは、「職員の立場で打合せの展開について考えたけど・・・・・難しいですね。」とのコメント、問題意識を持って関わる姿勢を残りの実習期間中も持ち続けてほしいものです。
今日一日、校区福祉委員のみなさん、ボランティアグループのみなさん、お疲れ様でした。また、学校の先生も積極的に体験学習を取り入れて、生徒へ「生きる力」「自分でできること」の気づきのきっかけにしていくプログラムを考えていただき、感謝しています。
(職員T)
http://www.neyagawa-shakyo.or.jp/005-sirvice/service_fukusikyouikusien.htm