寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

こころのバリアフリー

今日、市内の中学校で、視覚障害のあるAさんのお話がありました。
全校生徒約450名を対象に体育館で行われました。

Aさんからの話を聞いて、ある生徒が「バリアフリーが町の中で進んできていますが、どんなま町になれば、また私たちにどんなことができましか?」と質問がありました。

Aさんからは、「確かに街中は整備され、物質的なバリアフリーは進んできていると思います。それもとても大切なことですし、とても助かっています。それ以上に私たちのこころ中にある”健常者だから””障害者だから”という心の中にある”バリア”を少しでも取り除いていければいいなと思います」と話していただきました。

物質的なバリアフリーは誰も(子どもから大人まで、高齢者、障害者)が安心して利用できる建造物を推進していくことですが、その先には、みなさんの心の中にある、「障害者だから・・・高齢者だから・・・・・○○○ができないから・・・」という私とは違うという隔たりの中での生活ではなく、障害者や高齢者のことを理解した上で、一緒に生活する同じ「人」としての理解、行動につながればと思いました。