寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

ビジネス・サポート・ワーカー養成講座最終日

今日、大阪府社会福祉協議会主催の地域福祉のためのビジネス・サポート・ワーカー養成講座の最終日、企画のプレゼンテーションがありました。
企画書の素材は、現場実習で訪問させていただきました柏原市内のコミュニティショップ「芽え屋」での活動を通じて、ヒアリングをし、専門家の指導、助言を参考に、受講生がそれぞれに考えた提案型の企画書をつくり、発表をしました。発表も単に報告するのではなく、限られた時間の中で、プレゼンテーションを行う実践的な方式で行われました。

受講生それぞれに、「芽え屋」の持つ魅力に着目し、地域通貨に力を入れる視点やアンテナショップを強化しコミュニティビジネス化していく方針を打ち出したりと、それぞれに特徴のあったプレゼンでした。

総評として大阪NPOセンターの山田さんから、ビジネスサポートワーカーは「NPO法人化ありきではない。その活動する団体のミッションや方向性など、メンバーシップの状況などを把握した上で、その団体が持っている、課題や強みなどを整理して提案していくことが大切。その過程の中で、NPO法人がいいのか、任意団体としての活動がいいのかという情報提供などを行うスキルが必要」と話していただきました。また府社協の山田部長からは「活動の継続をしていくためには、必然として経営的側面が求められる。収支的に言えばプラスにしていく展開が必要、そのプラスを新たなな投資(活動)にしていくことで初めて継続となる。同じことをやって続けることが継続ではない」とはなしていただきました。

今後、団塊の世代が地域社会にデビューする2007年問題を見据えれば、地域で様々な方法でいろんな活動が展開されると思います。そのような中で、社協は地域福祉活動を展開していく各種団体の支援を行っていくための役割があり、その視点に今回のビジネス・サポート・ワーカー養成講座で学んだことを役立てていきたいと感じました。
この講座を通じて知り合った、社協ワーカーをはじめ多くの方々にお礼を申し上げます。「ありがとうございました。」

(職員T)