社協にはボランティアグループや福祉体験学習を実施する団体、学校などに「教材用車イス」を最大20台貸し出しをしています。そのほとんどが小、中学校での車イス体験で使用されていましたが、今年になってちょっと違う利用がでてきています。それは、「災害時の避難訓練に使用したい」との問い合わせなんです。
昨年から寝屋川市では、小学校区ごとに自主防災組織が作られていて、年1回災害訓練をすることになっているようです。
今年に入って2つの自主防災会から災害時の避難訓練の誘導時に使用して誘導方法、経路などの確認をしたいとの問い合わせから貸し出しの手続きしました。また、ひとつの校区福祉委員会では独自に避難訓練を実施し、その時に車イスを利用しました。
問題意識を持って行われる訓練への動きかと感じています。
また、寝屋川社協では市民向けに最長6ヶ月以内の車イスの貸し出しをしています。車イスを一時的に必要な方を対象に実施していますが、この4月の介護保険制度改正以降、車イスの貸与が介護保険から対象外になる方がでてきて、その関係で車イスの貸し出し件数が増えてきています。どこまで寝屋川社協の貸し出し事業で対応できるか????