今日は神田小学校の4年生対象に視覚障害のある方の話しを聞きました。
社協が学校からの依頼に基づいて調整を行いました。
山本美恵子さんと盲導犬のブライディ(Brydie)が盲導犬と共に生活をしている様子などを体験談やビデオを交えながら話しをしていました。
話しの内容は、山本さん自身の生い立ち。子どもの頃に緑内障になり急激に視力が落ちたこと。盲学校の先生との出会い。結婚して子どもの出産、育児、その中で視力を完全に失った事工夫しながら生活を送る中で周囲の人たちとの交流などの話しがありました。
子ども達へのメッセージは、「自分達でできることをしてほしい。特に駅のホームは危険が一杯、もし盲導犬や白状をついた方がいたら、困っている事はありませんかと声を掛けてあげてほしい」と伝えていました。また工夫さえすれば障害者もスポーツをできることなどわかりやすく話しをしていただきました。
山本さん自身、水泳や卓球などのスポーツをしているので当日も卓球を子ども達をしました。
話しを聞いた子ども達からも質問が多く寄せられていました。
山本さんには、11月2日にも石津小学校でもお話しをしていただきました。
石津小の担当の先生からは、「わかりやすいお話しでよかったです。盲導犬ともふれあうこともできて子ども達も私達先生にもいろいろとよかったです。」と感想を話してくれました。
擬似体験だけでなく、当事者から聴くということも大切なことだと思います。
(職員T)