寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

CSWと市保健福祉部局との連携会議

今日は、CSWと市保健福祉部局との検討会議がありました。
CSW+まちかど福祉相談所がスタートし、公民協働における連携のある方について、CSWの取り組みを切り口に協議する場となりました。

CSWの担当課でもある、市福祉政策課が進行役として進めました。
出席者は、福祉政策課、健康増進課、社会福祉課、高齢介護室(地域包括支援センター)、障害福祉課、こども室(家庭児童相談室)と社協CSW社協に実習にきている実習生の15名でした。

18年度のCSW+まちかど福祉相談所の取り組みは資料報告となり、協議事項では、CSW+まちかど福祉相談所で関わった事例を基に、連携のありかた(専門機関の連携、地域と専門機関との連携)、個人情報保護と地域生活における公民協働の支援体制についてをポイントにおいて話し合いを行いました。

事例を通じて、対象者に対する地域支援、特に専門機関と地域住民が連携をしながら対象者の支援をどのように展開していくかについて、それぞれの立場で意見が交わされました。
社協という立場では、「権限」がない一方、住民とのつながりを基盤としたの支援をコーディネートを行う機関である立場が共通認識となりました。
対象者への支援はチームで行っていくといわれている中で、専門機関がチームとして動く場合に、対象者自身の思い、考えを理解した上での、支援方針を共有しないと、連携はできないことが明らかになりました。

今回は、教科書的な連携の話ではなく実際の事例から今後に活かしていくためのヒントが沢山あったと思います。しかし、一方でチームとして連携していくための情報の共有として、「対象者の個人情報」を保護という視点でどのようにとらえていくか、という課題があきらかになりました。
今後も、定期的な話し合いの中で、公民協働における地域の支援体制の進め方を構築できればと思いました。
(職員T)