体験学習スタート
今日は、点野小学校6年生3クラス112名を対象に、アイマスク体験・視覚障がい者の日常生活体験を行いました。
支援者は、疑似体験インストラクターボランティアグループの「うらしまさん」、点野校区福祉委員、PTAの方々が協力していただきました。
はじめに校長先生からのあいさつで、この体験を通じて、バリアフリーや視覚障がい者の方々の生活ついて、身近に考え、障がいのある方に便利なものは、みんなにとっても便利なものがあることを理解し、やさしさについて考えてほしい。と話をしていただきました。
介助方法などについて「うらさまさん」から説明をしてもらい、学年をA,Bの班に分けて、前半は、Aが校舎内をアイマスクをつけての歩行体験を行い、Bは体育館でアイマスクをつけてユニバーサルデザインの商品を触ったり、洋服をたたんだり、硬貨を実際に手にとって、金種の違いに気づく体験などを行いました。後半はA,Bが交代しました。
体験を通じて、支援者の福祉委員からは、相手に伝えるというコミュニケーション力が必要とわかった。という感想やPTAの方からは、子どもたちは吸収が早い、硬貨の金種分けも2,3回すれば完璧に覚えている。もしかしたら、視覚障がい者の方も「慣れ」という感覚をもって生活しているのかな?と気づきをもった感想をいただきました。また、大人も子どもと一緒に学ぶことができてよかったです。とお話していただきました。
点野小学校での福祉体験学習が今年度最初の体験学習でした。6月にも数校で体験学習を行うことになっています。
今年度も福祉委員のみなさま、ボランティアのみなさま、教職員、保護者のみなさま、よろしくお願いします。
(職員T)