昨日、聖母女学院中学校3年生を対象に福祉学習の4回目を行いました。
今回は、車イスバスケットを通じての体験学習
日本パラリンピックキャラバン実行委員会を通じて、3名の選手が来てくれました。(クマさん、エイジさん、ウッキーさん)
最初に選手から、自己紹介、今回のねらいの話、体験談
そして、車イスバスケットボールのルール説明
そして、デモンストレーションとして、1対1。
1対1では、生徒から歓声が沸き起こりました。(想像以上のスピード感、テクニック・・・に興奮)
競技用車イスと標準の車イスとの違い
(事前に車イス体験をしていること踏まえて、違いを分かりやすく説明してくれました。)
ここでは、生徒からいろいろと違いと思ったところの意見が出されました。
その後、生徒代表が4チームに分かれて、体験試合をしました。自然と歓声があがりました。
見ているよりも難しい様子でした。ドリブル、シュート、パス、車イス操作・・・・・
そして、3グループに分かれて、選手のみなさんからの話や質問コーナー。いろんな話が聴けまた、質問もありました。
メンバーの一人のウッキーさんは、今年、北京で開催されるパラリンピックの女子日本代表に近い選手で、その話を聴いた生徒から「選ばれてほしい。応援したい」との声がありました。(私ももちろん選ばれてほしい!!!)
そして、最後にまとめとして、クマさんから「チャレンジ」「あきらめない」「一人一人違う」「生きる事のすばらしさ」「仲間」などについて、熱く、力強く話されていました。生徒のみんなの心に届くメッセージがありました。
そして、残った時間で生徒全員参加で、競技用車イスの自走体験をしました。
今までの福祉学習とまた違った視点で、福祉・障害・バリアフリー・自分自身のことについていろいろと考えることができる時間だったと思います。
授業終了後、生徒のみんなが自発的に車イスの片付けや、選手のみんなに話にいったりと、色んな気持ちが芽生えたひと時でした。
クマさん、エイジさんは岸和田にある男子のチームで活躍しています。近々、日本選手権の近畿地区予選に出場予定です。ウッキーさんは、昨年開催された女子の日本選手権で2連覇したカクテルに所属しています。
カクテルhttp://www.cocktail-fan.com/index.html
いよいよ来週は福祉学習の最終回
(職員T)
選手のみなさんありがとうございました。