寝屋川社協職員の日記

寝屋川市社会福祉協議会の活動の中で「心に残った出来事」「地域の活動」を書いています。

大阪府主催:地域包括ケアのネットワーク構築発表会に参加

2010年1月25日に大阪中央区にあります、国民会館・住友生命ビルの大ホールで大阪府主催の地域包括ケアのネットワーク構築発表会に参加してきました。会場からは、大阪城が良く見えました。
当日は、佛教大学 福祉教育開発センターの金田喜弘先生から「地域包括ケアのネットワーク構築」について基調講演があり、その後事例報告として
(1)支援困難事例を通じてのネットワークづくりと題して、摂津市の取組み「市直営の地域包括支援センターと市役所内でのネットワークづくりの実践報告
(2)住民を巻き込んだ地域づくりと題して阪南市の取組み「CSW校区福祉委員会連携と市直営包括との関係の実践報告
(3)様々なネットワークが相互に連携して形成される地域包括ケアネットワークと題して門真市の取組み「市の高齢福祉部門とケアマネ連絡会や様々人、団体を巻き込んだネットワークの実践報告。

金田先生からは、ネットワークの意味的な話から、ネットワークの構成の種別の話、フォーマルとインフォーマルとの連携、ネットワーク、当初想定していたネットワークが広がり他領域とのネットワークの構築、個別支援から地域支援での展開地における留意点、ネットワークの落とし穴。などをスライドを使いながら、分かりやすく説明していただきました。そこからは、社協CSWというキーワードもあり包括とのリンクしている点や違う点や、そもそも社協が培ってきた「コミュニティワーク」の視点の話もあり、十数年社協で働いているTとしては、地域支援、個別支援の考え方、展開についてや包括から見る視点の違いなどを再認識させていただきました。

事例報告では、地域包括が設置し4年が経つ中でいろいろと参考になる点がありました。

1つ目の事例報告、摂津市の取組みは直包括(市内1か所)でメリットを発揮した点。
支援困難事例を通じて「不衛生環境で暮らす高齢者を一丸となって支える仕組みとして、行政内で庁内ネットワークを作った事例、部局を横断して作ったネットワーク。「不衛生な環境」ということで、環境事業の担当部と福祉部局そして、個人財産=敷地内との関係から法的な立場で関わるための部局(総務部)がつながって課題解決に向けた取り組みをした事例は、新鮮でした。

2つ目の事例報告、阪南市の取組みは、CSWの活用事例でした。CSWが地域展開する中で、社協CSWが連携して地域=福祉委員とのネットワーク事例で、社協の役割が参加した包括の方々に伝わったのではないかと思いました。阪南市社協CSWとして機能していますが、社協以外の法人等がCSWとして機能して行くためにCSWの基幹機能を社協が担っています。寝屋川ではCSW社協で配置しています。寝屋川市内の包括と連携について、圏域包括とCSWでいろいろと特徴ある動きが見受けられます。まちかど福祉相談所に包括職員が参加したり、高齢者の相談では、CSWと包括が連携して対応したりしています。

3つ目の事例報告は、門真市の取組みで市の介護保険の担当課が地域ケアのネットワークとして、任意団体であるケアマネジャー連絡会との連携や様々な領域の方が参加してできた「レれんこんネットワーク」の取組みについての報告がありました。そこからできた成果物として「医療・介護情報資源集」取組みの報告がありました。
後半は、事例報告を受けて、グループごとでネットワークの現状についての報告を行い情報交換を行いました。寝屋川では2009年2月に市直営から6圏域に委託分割の現状と6圏域の統一したネットワークづくりのための統一した動き、ネットワーク会議での研修会の開催や、社協と包括との連携やヒアリングの動きなどを報告し、西北包括しての動き、圏域内の福祉委員とケアマネジャーとの交流会などから今後のネットワークづくりの段階について報告しました。他市の様子の報告がきけ参考なりました。その中である市の委託包括(市内5か所の中の1つの包括)では、包括独自で高齢者の見守りに協力してくれる商店などに声かけをして何かあれば連絡くださいというチラシを配布し協力関係ができつつあり、今後はステッカーを作成していきたいという報告もあり、西北圏域の京阪香里園駅周辺は商店街もあり、参考となる取組みとしてお聞きすることができました。
今回のように他市の包括の取組みについて情報交換できることは大切だと感じました。

(包括T)