寝屋川社協職員の日記

寝屋川市社会福祉協議会の活動の中で「心に残った出来事」「地域の活動」を書いています。


 2018年3月13日(火)
 寝屋川市立総合センター 2階講堂で平成29年度生活困窮者自立支援事業実践報告会を開催しました。
 2016年度(平成27年度)から市から委託を受け、その初年度から市民・関係者への啓発目的で行ってきました実践報告会。今回3年を迎え制度改正などもある中で一つの節目としての開催しました。当日は、校区福祉委員、民生児童委員、施設職員、地域包括支援センター、医療相談員、市職員の方々、200名を越える参加がありました。

 今回は、3年間の実績と成果的な報告。事例報告。事例を受けて、コーディネーターを招いてのシンポジウムという3部構成で開催しました。
 1部の実績報告は、生活支援課の高橋より報告を行いました。3年間の相談件数。就労につながった実績や就労準備支援事業の取組み内容とそこからの成果などの報告がありました。
 2部では、地域、民生委員、CSW、地域貢献委員会会員施設、生活困窮者自立支援事業がつながって支援を行ってきた事例を担当者職員と民生委員、施設長の3名で事例報告を行いました。
 休憩をはさんで、3部では、花園大学の川島ゆり子先生をコーディネーターとしてお願いし、民生委員、施設長、そして生活支援課の高橋が登壇して事例報告を紐解きながら生活困窮者支援、寝屋川市社協の強み、まちかど福祉相談所、CSWを連動したニーズキャッチと支援体制、そして関係機関からの相談のつなぎの実際についてや今後の取り組む方向性についての話となりました。最後に、総評として川島先生から寝屋川市社協における困窮者支援の特徴、CSW・地域貢献委員会との連携による展開している点をわかりやすく説明していただきながら、地域共生社会・・・地域の課題を我が事として捉え、行政、地域が丸ごとで支えていくための仕組みへの広がりについて話をしていただきました。

 報告会を通じて、事例報告の中で民生委員さんから社協CSWを「身近な専門家」と称していたただきました、また施設長からは、福祉法人施設のミッションとして「施設を地域の資源として活用してほしい」との言葉がありました。地域の中での支援を通じて、対象者自身が変わり、支援を受けるだけの存在ではなく、地域活動にも参加されて、支えられる側だけでなく支える側としての一面が見える事例でした。
実践報告会を通じて、ひとりぼっちをつくらない、人には居場所があり、役割がある。支援策、解決策がすぐにでてこなくても細くても関わり続ける。
予防的福祉として関わっていくことの大切さを再認識。人の暮らしは福祉だけでは完結できない、人の暮らしに必要な様々な機関とつながりながら地域に住む一員として、地域住民の方々と共に支援ネットワークをつくっていくことを少しでもお伝えできた報告会だったと思います。

川島先生、民生委員、施設長を始めとする参加されたみなさん、ありがとうございました。