寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

日本地域福祉学会分分科会・自由研究発表

2011年6月5日、東京、東洋大学白山キャンパスで日本地域福祉学会の2日目開催
私は、職場で昨年度取組んできたことを研究発表を行いました。

2007年度から大阪市立大学の岩間伸之先生を助言者として招いて職員対象の事例研究会を月1回ペースで行ってきました。昨年度は、CSW+まちかど福祉相談所での取組みの成果を明らかにして行く為、事例を積み重ね、CSW経験談を語り合いながら、「まとめる」という作業を行ってきました。

何をまとめる=「まちかど福祉相談員=地域住民の方々との協働で行っている相談所の取組み。その活動展開からの成果」をまとめるということでした。

また、今回の地域福祉学会への発表する前に、「ソーシャルワーク研究」という社会福祉実践の総合研究誌(相川書房)Vol.37 No.1へ「論文として掲載する」という流れもありました。本当に岩間先生には、職員みんなが感謝しています。

日々の実践、業務の中で、ふりかえり、社協ワーカーとしての実践を見つめ直すことをしてこなかった中、立ち止まってふりかえることができました。

さて、学会当日の発表は、20分間の報告という限られた時間を有効に使うことに力を注ぎました。当日、スライドに投影した資料も岩間先生始め、CSW全員で確認し、修正、追加したものでした。

なんとか時間内で報告ができ、フロアーからの質問をありました。質問内容も伝えた内容に対して補足を求めるようなことでしたので、「つたわった」という実感しました。

実践をうまく理論的には話すことはできませんでしたが、発表終了後も数名の方々から説明などを求められました。その質問というのが、私達に「新たな気づき」を与えてくれるものだと感じた学会報告でした。

この様な場で、意見を交わし合うのは、実践についてのひとつの評価の場になると感じました。

(職員T)