寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

17日の出来事

1月17日の出来事を書きます。

○第五校区ふくしハウス:まちかど福祉相談
相談に校区内の障害者居宅介護支援事業所の職員が来所し、障害者が地域で生活していく上で、地域の方にもっと身近に感じていただきたい。いろいろな形で交流などを図っていきたい。校区福祉委員会を通じて、何か企画ができないか?との話がありました。
第五校区福祉委員会では、福祉まつりを11月に実施し、校区内の福祉施設等の参加もしている中で、障害者の作業所や居宅介護支援事業所から模擬店などを出店してもらい、パネル展示もしてもらっている状況や事業所では月1回、事業所を使っての交流イベントを行っていることを踏まえて相談員との意見交換を行いました。相談員からは、他の地域では、子ども会と作業所のメンバーと交流を図る取組みをしている事例の紹介があり、その上で、ボランティアとしての協力やイベントを通じた交流などいろいろとアイデアが出てきました。相談員からは、福祉委員会にはいろいろな方が福祉委員になっているので、つなぎ役として機能できるのでは?という話になりました。
引き続き、相談員を中心に福祉委員と施設職員と話を深めることとなりました。

○田井石津校区と第五校区の意見交換
午後からは、第五校区ふくしハウスで、田井石津校区の役員3名と第五校区の委員長、幹事とまちかど福祉相談員5名と意見交換会を行いました。
この目的は、社協が来年度、まちかど福祉相談所+CSWを3か所増やし、コミセンエリアに1ヶ所のまちかど福祉相談所を立ち上げる方針のもと、西北コミセンエリアの該当校区福祉委員会が現在開設している相談所に見学し現状を把握する取組みの一環で、田井石津校区が第五ふくしハウスを見学することになりました。
(北校区は堀溝校区へ。木屋校区は西校区へ見学予定)
意見交換では、第五校区福祉委員会の組織体制の説明やふくしハウス建設までの話を、委員長から説明がありました。そのご、相談内容については、CSWから概要を説明しました。その後は、田井石津校区からの質問を基に意見交換をしました。
出てきた質問
・相談員の体制
・相談員の担い手は?
・相談内容
・民生委員や自治会長にも地域からの相談を受けているが、それとまちかどとの関係
・身近にありすげきて相談者が来ないのでは
・やってみてどうか?
・活動拠点とは?
等でした。それぞれの質問に対して、委員長、相談員、幹事がそれぞれの立場で回答していただきました。
回答
相談員の体制:現在13名
相談員の担い手:福祉委員が12名、それ以外が1名。肩書きなど・民生児童委員。高齢者施設職員、障害者支援事業所職員、経験者、子育て支援グループのメンバー、介護者家族の会

相談内容:制度相談、地域内のローカル情報、ボランティア依頼、生活費の相談、健康相談など
民生委員への相談とは違う。まちかど福祉相談は、「聞いて欲しい」という話もある。相談者が話をすることで「すっきりする」とい感じもある。また、民生委員1人で抱え込むのではなく、知恵を出し合うという感じもある。自治会に来る相談とも違うと思う。身近なところで相談できる関係が幾つもあっても悪い事ではないと思う。

身近さ:身近な場所の相談所なんで、私たちも最初は来ないかもしれない不安もあったが、実際には相談はある。身近な人に話をしたくない人は、市役所等直接にいく。身近だから話をしたい人がいる。

やってみて:やってみて、よかったと思う。相談者がこない日は、相談員同士で色々な話ができる。相談員自身の悩みなどを打ち明ける場所にもなったり、福祉委員会活動のことなどいろんな話ができ、実際の活動にも影響している、。

活動拠点とは:相談員も相談者も人が来ることで情報は集まる。人が歩くから道ができる。CSWだけでも出来ない。相談員だけでも出来ない。それぞれが役割を担える場所。福祉委員も集える場。拠点があることで人と人とが交流できる。

○田井石津校区役員会
夜:7時30分から校区内にあるケアハウス「清徳」で、田井石津校区福祉委員会の役員会がありました。
会議の冒頭に、地元の第3中学校の校長先生が、19年の1年生から3年生まで行った福祉体験学習への支援のお礼がありました。その話の中で、印象に残った話を紹介します。
3年生対象に面接練習を校長先生としている中での話し。ある女子生徒が、3年間で身についた事、出来るようになったことを尋ねたら「敬語を話すことができるようになった。」その理由を尋ねたら「3年間の福祉学習や1人暮らし高齢者宅へのフラワープレゼンターなどの活動を通じて地域の方々と話をする中で、身についた」という話の紹介や将来の職業、仕事については、「介護職の仕事につきたい。福祉の仕事に興味がある。地域の役に立つ仕事をしたい。」という話を紹介してくれました。各学年ごとに福祉学習をしてきたことがつながっていることが伝わってきました。その話を聞いた役員みなさんも「やってきてよかった。」という有用感を感じたと思います。校長先生のお話の後、自然と拍手がでました。
昼からあった。ふくしハウスでの見学の様子の報告をしました。