寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

CSWの取組み事例

2月15日・大阪府社協社協CSWの担当職員会議がありました。今年度2回目でした。
CSWの取組みは、大阪府の事業で、大阪府下でさまざまな機関、団体が指定を受けて、中学校区エリアを範囲として活動しています。府下では社協CSWの地区指定を受けている割合が一番高いです。

今回は、私が担当している地区と大東市社協CSWの取組事例を発表し、個別支援から地域支援への展開についてグループで討議を行うという内容でした。

講師には、神戸学院大学准教授藤井博志さんでした。

大東市社協CSWの取組み事例は、高齢者の施設から地域に移行するときに関わった事例でした。
大東市は、社協以外の機関も指定を受けて展開しています。) 
参加者から感じた意見を下に藤井先生からの切り口で質問が投げかけられました、それを受けて、
CSWが「どう考えたのか」「何故、その機関とのネットワークを構築したのか」「何故、CSWにケース相談が入ったのか」などなど鋭い質問が出されました。
大東市社協CSWからの意見から感じたポイントは、行政のバックアップ(広報、PRも含んだ)、地域性、地域のキーパーソンを把握しつながる。核となる機関にバトンタッチする必要性もある。

私の事例は障害児を抱える親の想いに寄り添いながらの地域支援への展開についての事例でした。
福祉委員会と連動した「まちかど福祉相談所」+CSWの取組みの話となりました。
寝屋川市は、社協CSWの指定を受けています。)
参加者からと藤井先生からは・・・・
まちかど福祉相談所を開設し、住民(福祉委員会)を巻き込んだ取組みの視点と、相談者(親)と相談員が一緒に考え、行動する展開を意識した点、ボランティアセンターと福祉委員会(小地域福祉活動)が連動した点については、評価をうけました。
今後の課題として、CSWは行政計画(地域福祉計画)と連動している機能がある。そのために、市行政制度や校区内から市域への展開ビジョンも併せ持った支援策の検討する必要性が分かりました。

事例を通じて参加者や先生から頂いた意見がお土産になりました。

CSWは個別支援、地域支援、そして行政、専門機関とのネットワーク構築し、それを個別ケース、地域に還元していくという機能があることが改めて実感できた一日でした。

岸和田市社協のブログでもこの会議の感想が書かれています。岸和田市社会福祉協議会 -社協の動き-:第2回CSW担当者会議 - livedoor Blog(ブログ)