寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

:「ふくしと教育」研究会に参加

プライベートの話です。3月22日、23日と愛知県、知多半島にあります、日本福祉大学を会場に「ふくしと教育」研究会が開催され、参加してきました。
研究者、教職員、社協ワーカーから実践事例などをもとに、総勢29名+日福大生でいろいろと議論が行われました。
1日目は全体での議論、2日目は2つのグループでの議論で、私は2日目に「地域福祉教育、プラットフォーム」がキーワードのグループで、寝屋川市社協の取組みについて報告しました。(3つの報告の中の一つでした。)

報告後の議論は、「プラットフォーム」とは?という議論でした。
言葉としては様々なところで「プラットフォーム」という言葉が使われてますが、実態が見えにくかったり、プラットフォームと思っていたものが実はまだプラットフォーム前(要素はあるが・・・・)という言葉の持つイメージと実情のギャップであったり、実施後のふりかえりでそれが実はプラットフォームだったりと、いろいろな形の報告や考え方などが提示されました。

この議論を通じて、私職員Tは、プラットフォームのイメージが少し見えてきました。プラットフォームのイメージは「寝屋川ふくし発見プラン」で打ち出している、「福祉のまちづくり広場」の考え方と合致する部分があると思い、福祉のまちづくり広場を推進する為にも、プラットフォームの考え方、概念をしっかりと理解し受けとめる必要を感じました。

学校で行う福祉学習、体験型中心については、ICFの考え方を意識した取組みを取り入れる必要性を感じました。
2日間でいろいろと刺激の多い時間を過ごすことができました。

また、この研究会に参加して、地域福祉活動と福祉教育について用語的な事も含め整理が必要と思いました。

ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)は、人間の生活機能と障害の分類法として、2001年5月、世界保健機関(WHO)総会において採択された。この特徴は、これまでのWHO国際障害分類(ICIDH)がマイナス面を分類するという考え方が中心であったのに対し、ICFは、生活機能というプラス面からみるように視点を転換し、さらに環境因子等の観点を加えたことである。(厚生労働省HPより引用)

(職員T)