寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

第21クールメンバーからのメール5

2011年6月20日に第21クールメンバーから届いた南三陸町災害ボランティアセンターでの支援活動の中の職員Yからのメールを一部加工して掲載します。(活動日は6月19日)

「朝からとてもいい天気で、気温も7月ぐらいに上がり暑い一日でした。
18日、終礼の際に災害ボランティアセンターの統括責任者より、避難所からのニーズ以外に、仮設住宅のニーズも少しずつ聞き取ってもらってもいいのではとの話を受けて、19日に、地域支援班として、仮設住宅で生活をされている被災者の方へチラシ配付をし、お話をお聞きすることができました。
 私が、話を伺った世帯は高齢者夫婦で、夫が身体障がいで杖歩行でした。
 仮設住宅の玄関先にあるステップの幅が狭く、外出の際、夫が不安がり、なかなか家から出ないのでなんとかしたいと奥さんは話されていました。仮設住宅に入居した際に、スロープをつけたいと町に相談したようなのですが、町としては、認められなかったそうです。折りたたみのスロープも不安定(家の下は砂利)なので、代わりに段差の高さと同じブロックを置いて見てはどうかなど話しました。
 ブロックの設置など、ボランティアが必要な場合には、災害ボランティアセンターに連絡を入れてもらえるように連絡先の入ったチラシをお渡ししました。
 このようなニーズの聞きとりが、これからますます必要で、地元社協の職員と一緒に回れるといいのですが・・・現在の地元社協の職員体制では難しいようです。近畿ブロックの役割が大切になります。そのためには、ある一定の期間(2クールぐらいの日数)職員を派遣したほうがいいのではないかと考えたりしました。
 思い出写真展示会では、来場者数は175人で、47人に持ち主に返却することができたそうです。
 またボランティアの受付の電話に、写真を知人から受け取った被災者が、泣きながらお礼の電話があったそうです。」