寝屋川社協のつぶやき

寝屋川市社会福祉協議会・ボランティアセンターのつぶやきを書いています。

役員研修会が開かれました

熱く語る牧里先生

 これからの地域福祉活動の基本をみんなで学ぶことを目的に、社協の理事や校区福祉委員会の正副委員長、またボランティアセンターの運営委員などを対象とした研修会が午後1時30分から開かれました。
 講師は、関西学院大学の牧里先生(写真)、大阪府社協地域福祉部長の山田さん、そして池田市社会福祉協議会の茂籠(もろ)課長の3人にお願いし、主体性をもって活動していくことの重要性と、NPO法人など多種多様な福祉活動団体と社協校区福祉委員会が、どのような関係を築いていけばいいのか、という二点を中心に3人の講師のお話を伺いました。
 山田部長からは、今日の社会福祉の動向を中心に話して頂き、内閣府経済財政諮問会議の「日本21世紀ビジョン」の示す方向性と照らして、今後の地域のあり方などを考えることが出来ました。
 池田市社協の茂籠知美さんからは、同市伏尾台地区福祉委員会が生み出したNPO法人の事例をもとに、多種多様な福祉活動団体と社協校区福祉委員会との関係をどのような視点で捉えればいいのか、そしてこの関係を考えていくことで、社協校区福祉委員会のもつ独自の役割をイメージすることが出来たのでは、と思います。
 牧里先生は、寝屋川市にとってなくてはならない地域福祉の専門家です。市の地域福祉計画をはじめ各種行政計画の策定に関わって頂いているほか、社協活動への造詣が深く、寝屋川市社協にも多くのアドバイスを頂いています。先生からは、激動する地域社会、その地域社会の変革に対応して、地域福祉のあり方そのものが変わっていかなければならない状況をわかりやすく話して頂きました。
 研修会終了後に参加者から頂いたアンケートでは、「時間が短すぎる」という意見が多く、企画を担当した者として、無理のあったタイムスケジュールを反省しているところです。
 しかし「他市の福祉委員会の事例を知る機会がないので、たいへん参考になった」という意見や「社協校区福祉委員会の立場・役割を明確にすることができて良かった」という意見も頂き、少しは役に立ててもらえたかな、とホッとしています。
 研修会企画としては個人的には100点。でも実際開いてみての点数は65点くらいかなと感じています。素敵な講師に3人も来て頂いたのに、それぞれの方の魅力や情報を十分に伝えてもらえるタイムスケジュールを用意出来なかったことが残念です。
 また研修会の企画をする機会がありましたら、もっともっと役に立ち、楽しいものを企画しますので、よろしくお願いしますね(誰に頼んでいるんやろ?)     H・N