地域福祉は福祉教育にはじまり福祉教育におわる1
今日は、大阪府社会福祉協議会で「福祉教育」漬けの一日でした。日本福祉大学助教授の原田正樹さん&大阪教育大学助教授の新崎国広さんにきて頂いて、熱いメッセージが詰まった一日でした。
午前中は福祉教育研究会(担当者会議)で多くの社協ワーカーが出席していました。
原田先生に地域福祉と福祉教育について語って頂きました。
特に福祉教育の歴史的背景、ノーマライゼーションと福祉教育に焦点をあてながら、「学び」「気づき」「協働」の大切さ、福祉教育に答えはない。創り出すものというメッセージがありました。
今日の研究会を通じて、福祉教育は「社協だけ」「学校だけ」のものではなく、地域や様々な団体、人々とつながることから広がっていくこと。ということが分かりました。
また、その広がりは関心のある人同士からのつながりから始まっていく。そのつながりをつくっていく場として、「プラットフォーム」という表現を使っていました。
プラットフォームとは、駅のプラットフォームからイメージされているもので、いろんなところから電車が入ってきて駅(プラットフォーム)で下りて別の電車に乗る光景から、そのプラットフォームにはいろんな人が目的をもってやってくる。ということからつながっているようです。(出会いの場)
プラットフォームのスタイルや今日、これからの福祉教育と社協についてまとめた「社会福祉協議会における福祉教育推進検討委員会報告書」(全国社会福祉協議会発行)を使ってのお話でした。
寝屋川社協では、プラットフォームのことを、「ひろば」という表現で今年度より取り入れています。さまざまな立場の人たちと「テーマ」に沿った話題から話し合い「私たちでできること」に学び、気づきそして実行しふりかえる展開につなげていこうとしています。
寝屋川ふくし発見プラン(寝屋川市地域福祉活動計画)の狙いの一つに「ひろば」を市域レベル、地域レベルでニーズにあったテーマで開催し、質ある広がりをつくっています。
午後からの福祉教育研修会については、また後日書きます。
(職員T)